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ジェンダー不平等は戦争につながる 憲法9条改憲NO!ウィメンズアクション@有楽町に600人

2026/04/23
女性部
憲法・平和
ジェンダー平等
4月22日に行われたウィメンズアクション@有楽町には600人が集まり、「戦争反対」「憲法守れ」と声を挙げました。髙木りつ全労連女性部長(全労連副議長)は全労連を代表して「防衛装備移転三原則」のルール変更に抗議し、「戦争につながる憲法改悪に反対します」と発言しました。働く女性の実態を紹介しながら政府の進める「裁量労働制」拡大の動きを批判しました。発言を全文掲載します。

全労連女性部 髙木りつ部長(全労連副議長)の発言(全文)

NO WAR!! ジェンダー不平等は、戦争につながります。全労連加盟の全教は「教え子を再び戦場に送るな」、日本医労連は「ふたたび白衣を戦場の血で汚さない」、自治労連は「二度と赤紙を配らない」、国公労連は「公務員は二度と戦争の奉仕者にはならない」など、私たちは労働者として、二度と戦争に加担しない、憲法を守る、核兵器廃絶、世界の恒久平和、職場の民主主義から日本の民主主義実現をめざす!と決意してがんばっています。 
マッチョな政治、有害な男らしさ、ホモソーシャルなノリ、差別と分断、排外主義、反ジェンダーには、NOです!
今日、閣議決定された「防衛装備移転三原則」、殺傷・破壊能力をもつ武器を含む、すべての装備品の輸出を原則解禁、輸出できるようにするって、どうなんですか。

日本は平和国家のはずじゃなかったんですか!
人を殺せる武器をつくって、現地で暮らす人々の家や学校や病院などをあっという間に破壊してしまう武器をつくって、それを外国に売ってもうける、そんなこと誰が望んでいるのでしょうか。望んでいるのは、一部の政治家と軍需産業だけではないでしょうか!私たちは、戦争につながる憲法改悪に反対します!憲法9条改悪に反対する新しい署名もつくったので、みなさん、ぜひ広めてください! 
さて、少し、働く女性たちの実態をお話させてください。
私たちは、女性労働者の実態を明らかにするため、5年ごとに調査をしています。今回、全国の女性労働者9602人が協力してくれました。

みなさん、今のお給料で、まともな生活ができていますか?

25歳の女性が、賃貸ワンルームマンションで一人暮らしをするのに必要な最低限の給料、最低生計費と言いますが、全労連の試算では、年収318~344万円は必要としています。この最低生計費より低いお給料で働いている女性が、なんと、全体の43%以上もいました。正規雇用の方でも3割近く、非正規雇用の方に絞れば8割以上でした。特に、非正規の方は、ダブルワーク、トリプルワークをして収入を増やそうとしている女性たちもいますが、物価高騰、家賃高騰に見合った収入を得られていません。

みなさん、職場で、差別やハラスメント、暴力はありませんか?
正規と非正規の間で、男性と女性の間で、不合理な格差はありませんか?
子どもを産んでも、働き続けられますか?

調査結果では、仕事の内容や待遇面で、男性に比べ不当に「差別」されているという回答が、5年前と比較して減っていません。内容は、「昇進・昇格」、「能力を正当に評価してくれない」、「結婚したり子どもが生まれたりすると勤め続けにくい雰囲気がある」、の順で多かったです。ハラスメントを受けたことがある人たち2768人のうち、解決したのは、たった3人に1人です。「誰にも言わずに耐えた」という人が、4人に1人。私自身もそうでしたが、妊娠・出産・育児を理由で、仕事を辞めた経験のある人が、非正規では4割もいます。また、信じられないことに、妊娠・出産・育児にかかわってのハラスメントもいまだにあって、異動や退職勧奨を受けた人も1割以上います。流産の経験も、とても悲しいことに増えています。特に、医療、介護、福祉のケア労働者や教職員など、人員不足で長時間労働が深刻な現場で流産が多いです。

私たちは、包括的にハラスメントを禁止する法制度を罰則規定つきで、求めています。日本にいても世界水準レベルで安心して働けるようILO第190号条約批准を求めています。でも、政府はなかなか禁止法を作らない、ILO条約を批准しない、女性や性的マイノリティが働きやすい環境をつくるのに、なぜこんなに反対するのか、こんなに年数をかけるのか。私たちは、怒っています。

こんな状況、女性たちが自分の時間、睡眠時間まで削って、差別・ハラスメントにも必死に耐えて、無理をしながらがんばっている、体調不良でも休めず、鎮痛剤を飲みながら働いている、長時間過密労働、慢性的に疲労を抱えている。この状況があるのに、今、政府はいわゆる「裁量労働制」の拡大、残業代不払いで働かせ放題を可能にする制度を求めて、議論しています。過労死・過労自死につながる制度で、絶対にすべきでない!と、私たちは抗議しています。

マッチョじゃないと生きられない社会ではなく、ジェンダー不平等な状態、構造的な差別下に置かれているすべての女性たちが、安心して人生を送ることができる政治を求めます。
憲法9条改悪に反対する新しい署名もつくったので、みなさん、ぜひ広めてください! 
「みなさん、ぜひ広めていきましょう!」

新しい署名はこちらからダウンロードできます
「私たちは戦争につながる憲法改悪に反対します ― 憲法9条改悪に反対する請願署名」


			
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