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都市では……

 尼崎のJR西日本脱線事故の背景には、熾烈な私鉄との競争がありました。限られた路線の中で売り上げを伸ばして利益を上げる。そのために人減らしと過密ダイヤが進行していました。
 過密ダイヤは裏を返せば、電車の本数が多いということ。利用者の利便性は一見上がったように見えます。大都市圏ではこうした「サービス向上」を売りにして乗客数を増やさなければ競争には勝てません。その結果が、今回の事故につながったといえます。
 一方、利用者が多いにもかかわらず、都市部の駅のプラットホームで駅員の姿を見ることが少なくなっています。ホームからの転落事故が日常的に頻発するようになり、2001年には東京の山手線・新大久保駅で韓国人留学生を含む3人が死亡するという痛ましい事故も発生しました。

■JRになってからの主な死亡事故
1988年
1991年
1995年
1999年
2001年
2005年
2005年
2006年
中央線・東中野駅列車追突事故(死者2人)
信楽鉄道事故(死者42人)
新幹線三島駅乗客転落死亡事故(死者1人)
山の手貨物線保守作業員接触事故(死者5人)
山の手線・新大久保駅乗客転落事故(死者3人)
福知山線・列車脱線転覆事故(死者107人)
羽越線・列車脱線転覆事故(死者5人)
伯備線・保守作業員接触事故(死者3人)
資料: