全国労働組合総連合(全労連)

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全労連新聞

【レバカレその後】仲間と踏み出す変化への一歩06

2026/05/20
全労連新聞
ジェンダー平等
レバカレ
対話と学びあい
レバカレ2025でグラウンドルールを紹介する西口さん(右から2人目)


国公労連
西口想さん

昨年10月に開催されたレバカレ2025には、約700人が参加し、集会後には各地、各組織でチャレンジや取り組みが始まっている。参加者のその後を追う連載企画。

レバカレ2025では、グラウンドルール「対話と学びあいの約束ごと」で集会を運営する側の考え方と姿勢を示したことが、さまざまな参加者が安心して参加できる土台をつくった。
レバカレのあと、国公労連(日本国家公務員労働組合連合会)では、このようなグラウンドルールを労働組合の毎日の運営にも生かすべきではないかという意見が出され、国公労連版グラウンドルールづくりを進めている。
近年の国公労連の中央執行委員会では、議論をする際に「心理的安全性」を確保することを確認している。また、2023年以降は本部内におけるハラスメント防止規則を運用し、それまで責任者の裁量で行っていたハラスメント事案の対応などをルールとして明文化した。

目的は全員が力を発揮できる環境づくり

国公労連版グラウンドルールは、これまでのとりくみの延長線にあるものであるが、日々の働き方や会議運営、人間関係づくりの指針としても検討中である。つまり、誰かを縛るためのルールというより、属性にかかわらず全員が安心して力を発揮できる環境をみんなでつくるためのものとしてグラウンドルールを位置付けている。ルールの内容についても、トップダウンではなく、小グループでの積み上げ型で議論しているところだ。
昔から労働組合は民主主義の学校だといわれるが、その運営を担う事務局や書記局の風通しは実際にどうだろうか。年長者・役職者の男性に権力や発言権が集中していたり、ハラスメントが放置されていたりする事務局に、真の民主主義はなく、未来を担う若い力も入ってこない。
レバカレのような特別な場だけでなく、労働組合の日々のあらゆる場でグラウンドルールが共有されるようになれば、組織は生まれ変わるはずである。

(全労連新聞598号 5月15日発行)

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