韓国民主労総のヤン・ギョンス委員長から連帯のメッセージ(4月9日第2回賃上げ回答速報番組に寄せて)
2026/04/17
国際連帯
春闘
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4月9日にライブ配信された第2回賃上げ回答速報番組に、韓国民主労総のヤン・ギョンス委員長から連帯のメッセージが寄せられました。
韓国民主労総は韓国最大の労働組合のナショナルセンターであり、全労連とは長い間友好関係にあります。非正規雇用労働者問題や新自由主義的な雇用政策への反対など共通するテーマで協同を広げています。昨年のユンソンニョル退陣の運動でも中心的役割を果たしました。
そして民主労総内の「平等ルール」をつくり、組織文化を変えていこうと提起し、あらゆる活動や集会に若い世代、女性、外国人、マイノリティの参加が増えています。組合員数も1996年には約50万人だったのが、2023年時点で120万人まで増やすことができています。
「闘う労働組合」として奮闘するヤン・ギョンス委員長、代読してくれた民主労総法律院キム・ソンフン総務局長、ありがとうございました。
国際連帯をこれからも強めましょう。
ヤン・ギョンス韓国民主労総委員長からのメッセージ全文
2026年国民春闘を準備されている全労連の同志のみなさん、お会いできて光栄です。
民主労総(全国民主労働組合総盟)委員長のヤン・ギョンスです。これまで全労連と民主労総は、労働問題だけでなく、反戦平和のためにも共に連帯し、闘ってきました。
この大切な連帯の結実が、私たちの現場の変化として現れることを切に願っています。特に今年2026年は、全労連の同志たちが「国民春闘」を準備されていると伺いました。民主労総もまた、「すべての労働者のための民主労総」という旗印のもと、共に闘い抜いてきました。
特に、最低賃金こそが「すべての労働者の賃金闘争」であるという視点を持ち、闘いを展開してきました。その結果、今年からは特殊雇用・プラットフォーム労働者にも最低賃金が適用されるよう、本格的な議論が始まる予定です。
かつて全労連を訪問した際、最低賃金闘争に励んでいた同志たちの姿が今も目に浮かびます。
また、最低賃金闘争のメッセージが込められたシャツをプレゼントしていただいたことも、大切な思い出です。今年2026年の春闘を国民と共に進めるということは、組合員だけでなく、労働者や庶民すべてのための闘いを決意されていることだと確信しています。
昨年の尹錫悦(ユン・ソンニョル)退陣闘争の過程で、民主労総は「組織された労働の力」、組織された労働の闘争がいかに重要であるかを痛感しました。
労働者が先頭に立ち、市民が共にする闘いは、巨大な権力を変えることができました。そして、尹錫悦大統領を弾劾し、引きずり下ろすことができたのです。そのような労働組合の力を信じ、共に闘い抜くならば、2026年の国民春闘も必ずや勝利できると信じています。
日本も韓国も、超高齢社会へと突入しています。
それゆえ、ケア労働(介護・福祉)の重要性が極めて強調される時期にあります。韓国でもケア労働者は、低賃金・高強度労働に苦しんでおり、困難で劣悪な現場として固定化されています。これを変えるために、民主労総も多大な努力を傾けています。
まだ十分ではありませんが、「統合ケア法」の施行により、少しずつ現場を改善し、法制度を変化させています。特に今年は「元請け交渉元年」という目標を掲げ、ケア労働者が雇用労働部や関連官庁と直接交渉できる枠組みを作ろうと奔走しています。
AIが全面化し、富が極端に集中する時代です。
このような時期に、財閥・大企業は莫大な利潤を蓄積しています。昨日4月7日に発表されたサムスン電子の第1四半期営業利益は、50兆ウォン(約5.6兆円)を超えたといいます。多くの大企業は内部留保として莫大な利益を溜め込む一方で、労働者や庶民はますます貧困にあえいでいるという現実は、日本も韓国も同じではないでしょうか。
富の集中を阻み、格差を解消するための努力、すなわち「平等な社会」を築くための努力が切実に求められています。
2026年に全労連の同志たちが作り上げようとしている国民春闘には、まさにそのような目的と意味が込められていると思います。すべての労働者、すべての国民の賃上げ闘争に労働組合が先頭に立ち、高齢化時代のケア労働の質を向上させること、そして大企業がその社会的責任を果たすよう、労働組合と国民の闘いによって強制していく。そのような2026年にしなければなりません。
遠くイランで発生した戦争の余波により、日韓両国の経済のみならず、世界経済が激しく揺れ動いています。 多くの労働者、子供、女性たちが苦しみ、虐殺されている現状があります。この難局を突破するためにも、韓国と日本の労働者が連帯し、団結することが極めて重要です。
北東アジアの平和のみならず、世界平和のために、韓国と日本の労働者はより強固に連帯しなければなりません
昨年、広島を訪問した時のことを覚えています。戦争がいかに無残に破壊し、その惨状がいかに胸を締め付けるものであるかを直接肌で感じました。
二度とそのような惨禍が繰り返されないよう、韓国と日本の労働者が、民主労総と全労連が共に歩んでいきましょう。
全労連の同志たちの2026年国民春闘を心から応援します。
そして民主労総も、「すべての労働者のための民主労総」として、韓国社会を変えていく役割を忠実に果たしていくことをお約束します。
日本と韓国における全労連と民主労総の闘いが、社会を変え、世界平和を築く一助となることを願っています。
同志たちの闘いを応援しています。
民主労総も共に闘います。トゥジェン(闘争)!
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