【主催者あいさつ】「労働基準法の規制を強化し、長時間労働根絶・労働時間短縮を求める請願署名」提出集会
日時:2026年5月15日11:00~
場所:衆議院第2議員会館
主催:全労連、労働法制中央連絡会、国民春闘共闘委員会
おはようございます。
国民春闘共闘代表幹事で全労働議長の秋山です。
集会の開会にあたり、ひとことごあいさつを申し上げます。
はじめに、公私とも多忙な中、お集まりいただいたみなさんに心から感謝を申し上げます。
本日の集会は、労働法制中央連絡会と国民春闘共闘、全労連がとりくんできた国会請願署名を国会に提出し、請願項目の実現をめざすため、開催したものです。このあと、裁量労働制に関する学習、署名提出、そして議員要請行動、記者会見など、多くの行動を詰め込んでいます。ご参加のみなさんもお忙しいと存じますが、最後までおつきあいいただきますようお願いを申し上げます。
さて、労働基準法は、1947年に公布されてから以降、毎年のように改正が行われてきました。中でも大きな改正があったのは、1987年、昭和62年の大改正で、40時間労働制の導入に加え、変形労働時間制など多様化が取り入れられました。
そして厚生労働省は、2023年に「新しい時代の働き方に関する研究会」を立ち上げ、翌2024年には、「労働基準関係法制研究会」で抜本的な労働基準法の改正に向けた議論を進めてきました。
こうした議論をふまえ、昨年の労働政策審議会労働条件分科会では、働き方改革関連の見直しとあわせ、今年の通常国会に改正法案が提出される予定となっていたことはみなさんもご承知のことと思います。
しかし、昨年10月に発足した高市内閣の方針により、修正を余儀なくなされ、財界の強い要望を受け、裁量労働制の規制緩和がされようとしています。
改めて、裁量労働制の規制緩和には絶対反対であることを申し上げたいと思います。

みなさん。労働に関する規制で一番考えなければならないことは、何よりも労働時間ではないでしょうか。ILOが創立されて最初に確認されたのは、一日8時間の労働時間条約でした。
なぜ労働時間の規制が大切なのか。それは、労働者が生きていく上で必要な睡眠時間や家事労働時間を確保するだけでなく、労働者にとって自由な時間を確保しなければならないからではないでしょうか。
アンパンマンのマーチには、次の歌詞があります。
「何のために生まれて 何をして 生きるのか 答えられないなんて そんなのは いやだ」
労働、働くことは、生きていく上で必要なことだと思います。しかし、働くことだけが人生でいいのでしょうか。
苦痛を伴うことが多いのが労働です。だからこそ、自由に使える時間が大切です。
わたし自身、自由に使える時間があるからこそ、精神が保たれていると思っています。健全な精神を宿らせるためにも、自由な時間は絶対に必要です。ただし、それができるだけの賃金も必要です。
残業を当たり前とせず、所定労働時間で終わることが基本だという社会にしていくとともに、人間らしい生活ができるだけの賃金を求めていこうではありませんか。
人は24時間働き続けることはできません。休むことは大切です。みなさんも、十分な睡眠時間を確保するようにしていただきたいと思います。
最後に、法による規制強化だけでなく、労働組合による規制強化がもっと必要であり、重要だということを申し上げなければなりません。
労働組合は、現場第一線で働く労働者を組織しているからこそ、働く上での問題点がわかり、その解決方法などもわかっているはずです。「事件は現場で起きている」のです。その現場を変える力を発揮できるのは、労働組合だけではないでしょうか。
そのためにも、仲間を増やせるようお互いにがんばろうではありませんか。
以上を申し上げ、開会のあいさつといたします。
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