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26春闘勝利!全国一律最低賃金制度の実現!長時間労働根絶・労働時間短縮・労働時間規制強化を!3.5国会行動 主催者あいさつ 

2026/03/05
春闘
集会・学習会
賃金・最低賃金

26春闘勝利!全国一律最低賃金制度の実現!長時間労働根絶・労働時間短縮・労働時間規制強化を!3.5国会行動 主催者あいさつ
日にち:2026年3月5日
場所:青陵会館
主催:国民春闘共闘・全労連・東京春闘共闘・全国食健連・建設アクション

みなさんは、サブスクを利用されているでしょうか。サブスクは、月額や年額などの定額料金を支払うことで、一定期間、商品やサービスを利用できる仕組みのことです。

メリットは、「初期費用を抑えて手軽にサービスを利用できる」ことなどです。いっぽうでデメリットは、「利用しなくても固定費がかかる」ことです。

わたしがサブスクとしていつも悩んでいるのは、電話料金です。使わなくても固定費がかかるため、どのようにするのか悩んでいます。結局のところ、結論は、最大限活用することです。

高市首相が持ち出した裁量労働制の規制緩和は、一定の賃金で労働者を「サブスク」するものではないでしょうか。

先ほど申し上げたとおり、手軽に利用できますが、固定費がかかるので、最大限活用したくなるのが人間の心理ではないでしょうか。

裁量労働制の規制緩和を許してはなりません。過労死がなくならない日本社会において、長時間労働を助長するしくみでしかありません。

政府は、成長戦略会議で裁量労働制の問題について夏までに結論を出し、年内に厚生労働省の審議会で取りまとめ、来年の通常国会に労働基準法改正法案を提出する予定としています。

したがって、今年のとりくみで最重視しているのが、裁量労働制の規制緩和反対です。

そもそも、いわゆる通常の労働時間、週40時間よりも短く終わらせることができる裁量労働があるのでしょうか。どう考えても、労働時間がどれだけかかるかわからない仕事が裁量労働とされているのではないでしょうか。

現代の労働者は、成果が出なければならないという強いプレッシャーにより、メンタル疾患を発症しているケースが増えています。短時間で成果を出せるような簡単な仕事などあるでしょうか。

みなさん、労働者をサブスクさせてはなりません。

そうではなく、賃下げなしの労働時間短縮で自由な時間を増やし、人生を楽しめるような社会にしようではありませんか。

仕事だけで終わるような人生が楽しいはずがありません。そのためにも、本日の国会議員要請をはじめ、職場でも労働時間などに関する学習を強め、要求実現に向けたとりくみを前進させようではありませんか。

最低賃金の問題では、全国一律の必要性について、議員に対し理解を拡げる行動が求められています。先の総選挙の結果、わたしたちのとりくみに賛同する衆議院議員の多くが、国会に戻ってくることができませんでした。

改めて、粘り強く、全国一律最低賃金制どの確立に向け、国会議員に対する要請行動を展開しなければなりません。

特に、人口減に悩む地方から選出された議員には、地元から要請が重要です。

この間の各地のとりくみにより、県知事が労働局の審議会で意見陳述するなど、大きな成果を上げてきました。また、学生が意見陳述を行ったことにより、大幅な引き上げにつながったケースも生まれています。

最低賃金を引き上げることによって若者が地元企業に就職する可能性が高まります。都市部への流出を減らすことにもつながることは明らです。

また、全国でとりくんできた最低生計費調査により、生計費は全国でどこでも変わらないことを明らかにしてきました。また、物価高を考慮したバージョンアップにより、賃金水準の引き上げも必要であることが明確になっています。

こうしたわたしたちのとりくみを通じ、多くの自治体で請願が採択されています。

これらの成果を伝え、全国一律最低賃金制の実現と、今すぐ1700円以上、めざせ2000円を実現しようではありませんか。

都道府県間で最低賃金の最下位争いなどをさせず、全国一律にすることで格差是正を図ろうではありませんか。

加えて、半年も施行日を遅らせるようなことを許さないとりくみも必要です。

全国一律最低賃金制度の実現をめざし、お互いに奮闘しようではありませんか。

最後に、平和なくして労働運動なしです。「戦争させない、改憲を許さない、軍拡よりもくらしと教育に予算を回せ」の声を上げ、平和な日本を築こうではありませんか。

以上を申し上げ、主催者としてのあいさつに代えます。

ともにがんばりましょう。

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