2026年 新春旗開き 議長あいさつ
2026年 新春旗開き
日にち:2026年1月7日
場所:東京ガーデンパレス
主催:国民春闘共闘・東京国民春闘共闘

みなさん、個人的には、昨年に続いて喪中なんですが、新年あけましておめでとうございます。
国民春闘共闘・全労連の旗開きの開会に際し、主催者を代表してごあいさつを申し上げます。国民春闘共闘代表幹事で全労連議長の秋山であります。
はじめに、ご多忙の中、多くのご来賓、関係者のみなさまにお越しいただいたことに厚く御礼を申し上げます。今年も激動の年となります。みなさんとご一緒に、誰もが安心して働くことができる社会をめざし、運動を進めてまいりたいと存じますので、引き続きご支援とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
私ごとですが、昨年1月にコロナ感染、3月に身内の不幸、11月にはインフルエンザ感染があり、いくつかの主要行事をお休みさせていただきました。この場をお借りしまして、みなさまにご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。60歳を過ぎてから、流行に弱くなりました。なので、「働いて、働いて」などとはいわず、「まず休み 少し働き また休む」で、「無病息災」の一年にしたいと思っております。
さて今年は丙午であります。前回の丙午にあたる60年前、ビートルズが初来日していました。また、その年の流行語は、「新三種の神器」でした。三種の神器とは、日本神話でいわれるものではなく、家電製品を普及させるための言葉で、最初は白黒テレビ、冷蔵庫、洗濯機でしたが、1960年代は、3Cといわれるカラーテレビ、クーラー、車でした。今の若い人はわからないだろうと思います。
ところで最近は、丙午のごとく出産数が減少していますが、ゆとりある社会の実現に向け、労働時間の短縮が必要だと思います。いま短時間正社員制度が広がっています。人材確保の点からも、正規・非正規といった壁を取り払い、ジェンダー平等を基礎にした働き方改革こそ必要です。
学校では、休まずがんばることが教えられてきましたが、休んでもいいということは教えられていません。いい仕事をするためには、しっかりとした休憩と休日が必要であり、休んでもいいということを訴えていきたいと思います。
つかみはこれぐらいにして、今年は大幅賃上げ・くらしの改善をめざし、「対話と学びあい」を進めることを呼びかけ、3つの点を強調し、ごあいさつに代えたいと思います。
第一に、すべての職場で要求書の提出をめざします。
昨年の春闘では、要求書の提出率が63.2%でした。要求書の提出がなければ、賃金をはじめとする労働条件の改善が進むとは思えません。改めて、すべての職場で要求書提出が行われるようにしたいと思います。
そして統一要求では、月額で33,000円以上、時間額で250円以上の大幅賃上げとともに、労働時間短縮を求めていきたいと思います。加えて、国の期間業務職員は今年の4月から、採用時に有給が付与されます。すべての職場で非正規も含めたすべての労働者に採用時からの有給付与も求めたいと思います。
第二に、平和を守り発展させるとりくみを大きくしなければならないことです。
なんといっても新年早々のアメリカの無法に厳しく抗議します。世界では軍事費の拡大が続いています。日本政府も大幅に拡大させています。それだけではなく、安保3文書の改訂や非核三原則の見直しにまで言及しています。
罪のない市民のいのちを奪う戦争を絶対にさせてはなりません。軍拡は戦争への道であり、市井の人々のくらしを圧迫することにつながります。
平和を願う声は全国にあふれています。労働組合に結集するみなさんだけでなく、ご来賓のみなさまや平和を願う人々との連帯を強め、平和の実現、核兵器の廃絶を強く求めていきたいと思います。
三つ目に申し上げたいことは、なんといっても組織拡大です。
全国で奮闘されている労働組合の役員のみなさん。そしてお集まりの労働組合役員のみなさん。職場の未加入者に対し、加入を呼びかけることができる組合員を増やしてください。
そのことが労働組合を身近なものとして感じてもらえることにつながります。これを進めるためにも「対話と学びあい」を全国の隅々で実践しようではありませんか。
昨年「レバカレ2025」を開催しました。参加者が自ら分科会を企画し、多くの仲間と運動に対する理解と実践を交流できる場となったと思います。この成果が問われる一年になると思います。
年末に発表された労働組合の推定組織率は16.0%でした。みなさんとともに、組織減少に歯止めをかけ、なんとしても純増を勝ちとりたいと思います。
最後に、昨年、年金者組合の組合員になったのですが、それからあいさつのたびに川柳を考えるようになりました。
新年のこの場にふさわしいかどうかがありますが、一句申し上げます。
「次世代に つなぐ責任 われにあり」
職場に労働組合の風を吹かせ、全国で働く仲間とともに、政治を転換し、誰もが安心して働き続けることができる社会をめざし、全力で奮闘する決意を申し上げ、主催者を代表して旗開きにあたっての新年のご挨拶といたします。
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