レバカレ2025 開会宣言
みなさん、こんにちは。
ご紹介いただいた全労連議長の秋山です。
本日は、公私ともにお忙しいなか、みなさんにとって貴重な休日にもかかわらず、全国から「レバカレ2025」にご参加いただきましたこと、心から感謝を申し上げます。
いま、日本の労働現場では、物価高や賃金停滞、長時間労働など、働く私たち一人ひとりの生活と誇りを揺るがす課題が山積しています。こうした状況を変えるにはどうしたらいいでしょうか。
誰かヒーローが現れるのを待っていればいいのでしょうか。いいえ、そうではありません。決してヒーローが現れるわけではないと思います。社会を変える力は、私たち自身の中にあるはずです。
要求を掲げ、声を上げ、仲間とともに行動するとき、社会は必ず動きます。
そうです。この「レバカレ2025」は、単なる報告会でも、主催者が一方的に問題提起する場でもありません。
集会の目的は、次の3つです。
第一に、組合員や労働者が自覚的に声を上げ、ストライキや統一闘争をたたかえる「たたかう労働組合」が主流となる未来を、私たちが実践と経験を持ち寄って描き出すことです。
第二に、職場や地域での要求を出発点に、仲間を増やし、労働者の学びを通じて自発的参加を広げてきた経験などをリアルに交流し、新たな「組織化モデル」を模索し、実践につなげることです。
そして第三に、「対話と学びあい」を通して、世代を超えて労働運動を受け継ぐ機会にすることです。
本日の全体会、そしてこれから行われるすべての分科会、いずれも、当事者であるみなさん自身が主役です。
いずれの場でも、主催者が答えを示すのではなく、みなさん一人ひとりの思いや経験が、この場をつくり、次の行動を形づくります。分科会もできるだけ多く設けました。どうか積極的に発言し、質問し、互いに学びあってください。
もろもろの都合により、一部の参加にとどまる方もおられると思います。それでも、何かを持ちかえってほしいと思っています。だからこそ、積極的に発言していただき、互いに学び合ってほしいのです。
この集会が終わるころには、「自分が動けば職場も地域も変えられる」という確信を、皆さんがそれぞれ胸に持ち帰ることを願っています。
それでは、私たち自身の力で未来を切り拓く3日間――この地でつくろうではありませんか。
最後に、「一歩踏み出せ!変わるのはいま!」ということを申し上げ、「たたかう労働組合を主流にする」実践と交流の集会、「レバカレ2025」を開会することを宣言いたします。
1日目の全体会はYouTubeでも視聴いただけます。
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