兵器のない平和で公正な世界をめざす労働組合国際会議『United As One』あいさつ
兵器のない平和で公正な世界をめざす労働組合国際会議『United As One』 主催者あいさつ
日にち:2025年8月5日
場所:広島県情報プラザ「多目的ホール」
主催:全労連
おはようございます。
Good morning
Bonjour(ボンジュール)
buen día(ブエンディア)
안녕하세요(アンニョンハセヨ)
核兵器のない平和で公正な世界をめざし、お集まりいただいたみなさんを歓迎します。みなさんとお目にかかることができて大変嬉しく思います。
開会にあたり、ひとことごあいさつを申し上げます。
この会議では、各国の労働組合がとりくんでいる平和運動を交流し、それぞれの取り組みに学びながら、核兵器の廃絶に向けた運動をさらに広げようと考えています。
今年は被爆から80年という節目を迎えました。
7月23日には、日本被団協・原水禁・原水協の三者がはじめて共同でアピールを発表しました。アピールでは、次のことを述べています。
「被爆者が世界の注目をあつめる一方、核使用の危機が高まる今日、日本の運動の役割はますます大きくなっています。」
「その責任をはたすためにも、思想、信条、あらゆる立場の違いをこえて、被爆の実相を受け継ぎ、核兵器の非人道性を、日本と世界で訴えていくことが、なによりも重要となっています。」
「それは被爆者のみならず、今と未来に生きる者の責務です。」
「地域、学園、職場で、様々な市民の運動、分野や階層で、被爆の実相を広げる行動を全国でくりひろげることをよびかけます。」
「世界の「ヒバクシャ」とも連帯して、私たちはその先頭に立ちます。」
わたしたち労働組合は、この呼びかけに応え、自らの責務として、核兵器を使わせず、核兵器廃絶を実現させるべく、立場を越えて運動を広げなければなりません。
本日お集まりのみなさんとも連携し、国際世論にも働きかけていきたいと考えています。
日本でも極右政党が台頭しています。対立を煽り、国民の間に分断を図っています。それだけはありません。「核武装が最も安上がり」と発言をした候補者が議員に当選しました。
許せない発言です。
先ほどご紹介したアピールを発表した記者会見では、日本被団協の田中熙巳(てるみ)代表委員が「日本の政治家が核を使うことを前提とした議論をするのは恥ずかしい」と批判しました。
また、原水協の安井正和事務局長も「被爆者を前にして同じことを言えるのか」と述べ、原水禁の谷雅志事務局長は「国際社会も含めて核に対するハードルが下がっていることに危機感を感じている」と語っています。
だからこそわたしたちは、草の根からの運動で反撃しなければなりません。どうかみなさん、職場から、地域から、核兵器廃絶に向けた運動を広げようではありませんか。
被爆者とともに、核兵器のない平和で公正な世界を創り上げるため、ご一緒に奮闘しましょう。
ノーモアヒロシマ
ノーモアナガサキ
ノーモアウオー
そのことを呼びかけ、開会のあいさつといたします。

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