被災72年 3.1ビキニデーに参加
1954年3月1日、アメリカが太平洋のビキニ環礁で行った水爆実験「ブラボー」は、広島型原爆の約1000倍の威力で、爆発によって降り注いだ「死の灰」(放射性降下物)により、太平洋で操業中であった第五福竜丸を含む延べ992隻(実数550隻)の漁船の漁夫やマーシャル諸島の島民が被爆しました。
被災72年となるビキニデー集会がは、2月27日の国際交流会議を皮切りに、3月1日までの3日間、静岡県内で開催されました。
28日には2026年3.1ビキニデー/日本原水協全国集会が、3月1日には久保山愛吉さんのお墓のある弘徳寺までの墓参行進とビキニデー集会が開催され、1700人が参加しました。
全労連から石川副議長、布施事務局次長と全労連青年部から5人が参加しました。
海外代表の韓国民主労総から参加したイ・テファン第一副委員長は、28日の集会で「軍拡と戦争準備の被害者は労働者と市民だ」と述べ、「労働者の権利と人権が守られる平和な東アジアをともにつくろう」と発言しました。
草の根の運動の交流では、4月のNPT再検討会議に参加する稲葉美奈子さん(全労連青年部書記長)が「明日の平和を作るのは私たちの努力にかかっています。核兵器のない平和な世界を作るのはこれからを生きる私たちです。」と発言しニューヨーク行動を大きく成功させたいと決意表明。NPTに参加する代表団が登壇しました。また、愛労連の西尾美佐子議長と愛知の県代表の仲間たちが登壇し、日本平和大会の開催やものづくり愛知で広がる「軍需産業」の問題点を指摘しました。
その後、7つの分科会を開催。全労連青年部が運営に携わった青年のひろばには約60人が参加しました。
被爆者 金本弘さん(日本被団協代表理事)のおはなし
広島で生後9カ月、姉に負ぶわれた状況で被爆した金本さんは、若い人に話ができることが大変うれしいことだと話す一方で、鈍感な為政者には届かないもどかしさと悔しさがあると語りました。核兵器が「何か」が一体何であるのか、よく知られていない。核兵器の問題は、被爆者・平和運動家・核兵器保有国だけの問題ではなく、ひとり一人の問題という認識にまだ立てないでいる」と、この問題が全人類ひとり一人の課題であることを説明しました。当時広島や長崎で被害を受けた14万人や7万人という数字の背景には、それぞれの家族がいたこと、その人たちの好きな人がいたということを想像してほしいと話しました。

グループトーク
「核兵器や戦争のことを周りに話す上で、どんな困難があるか」をテーマにグループ交流を行いました。大阪府の大学生から、自身が参加した留学生との平和や未来について考えるワークショップの中で、戦争や核兵器の被害はないほうがいいという意見は一致する一方で、移民はNGだという人もいて戸惑ったという経験を共有し、「戦争反対」の一致点はあっても様々な考え方の人がいることがわかったと話し、「困難はあるかもしれないが、そのことを理解していろんな立場の人と話していきたい」と語りました。また、2年前の原水爆禁止世界大会が「平和運動」のきっかけと語る埼玉県の事業主の方は、「様々な全国の平和集会の際に交流した人と今日再会できた。再会を通じて自分の行動にも自信がわいてくる。グループ交流では高校生2人とも話をして、未来が明るいと感じた。ここにいるみなさんが仲間だ。若者憲法集会やピースエッグ、このあと取り組まれる『青年署名宣伝行動』にも参加しよう」と呼びかけられました。

「青年署名宣伝行動」
Ring!Link!Zero実行委員会は、28日の19時15分から45分間、静岡駅北口地下広場にて開催しました。37人が取り組みに参加し、48筆が集まりました(昨年の参加者は16人)。静岡県評青年部の仲間も宣伝行動に駆け付けてくれました。
宣伝では、シールアンケートを通じて対話にも取り組みましたが、声をかけた人の多くが「核兵器禁止条約」の存在自体を知りませんでした。
町ゆく人に、72年前に焼津で漁船が被爆したこと、久保山愛吉さんの「原水爆の犠牲者はわたしを最後にしてほしい」という言葉を投げかけ、日本政府に核兵器禁止城郭の署名批准を迫るために署名への協力を訴えました。
署名に取り組む青年部の仲間たち▼


▲署名宣伝行動での集合写真
3月1日(日)は焼津駅に集合し、久保山愛吉さんの墓前まで墓参行進を行いました。
▼墓参行進


3.1ビキニデー集会

▲韓国民主労総のイ・テファンさん(右から3番目)とオム・ミギョンさん(中央)と全労連の仲間たちと記念撮影
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