全国労働組合総連合(全労連)

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日本版「女性の休日」全国アクション@新宿駅東南口 髙木りつさん(全労連副議長)スピーチ全文

2026/03/09

「女性の休日!」この場にみなさんといられることがとても光栄です!感謝しています!「ここにいる私たち一人ひとりに変化をつくる力がある!」と信じています!全国の公務、民間の職場で働く者の立場から、スピーチリレーに参加します。全労連の髙木りつと申します。

まず、アメリカトランプ政権とイスラエルによるイランへの大規模な武力攻撃に抗議し、直ちに停戦を求めます。どのような理由があっても、国際紛争は、平和的手段で解決すべきです。

さて、働く女性にとって、男女賃金格差、選択的夫婦別姓制度実現、職場でのハラスメントと暴力、性差別、管理職の女性比率、非正規雇用労働者の女性割合、貧困、低年金、家父長制の名残の多く残る政治の世界、排外主義、ミソジニー、無償労働時間の女性への偏り、すべて密接に深く関わっています。

医療の現場で働く仲間の声です。「身体をさわられたり、卑猥な言葉をかけられたり、看護師だから言うとおりにしろと言われたり、殴られたり蹴られたりする」こんな状況、許せますか?!全国の労働相談センターへの相談で1番多いのが、ハラスメントに関する相談です。全労連では、「あらゆるハラスメントと女性や性的マイノリティ差別の根絶をめざすキャンペーン」2年目をスタートしています。職場でのジェンダー不平等の大きな要因です。昨年6月、労働施策総合推進法が改正されましたが、まだ、私たちが求める包括的ハラスメント禁止法とはなっていません。罰則規定もありません。日本はまだ、ILO第190号「仕事の世界における暴力及びハラスメントの撤廃に関する条約」も、批准していません。参考人として意見陳述し、参議院附帯決議には「労働組合の参加・参画」など私たちの政策と要求が一定反映されました。しかし、国として、労働者の人権を守る、ハラスメントの加害者を許さない、という姿勢が、まだありません。

そして、平和の課題です。ジェンダー不平等は、戦争につながります。全労連加盟の全教は「教え子を再び戦場に送るな」、日本医労連は「ふたたび白衣を戦場の地で汚さない」、自治労連は「二度と赤紙を配らない」、国公労連は「公務員は二度と戦争の奉仕者にはならない」のように、労働者として、二度と戦争に加担しない!と決意して、平和を紡いでいくとりくみも、がんばっています。

女性の休日は、仕事も無償労働も休む。地域のイベントへの参加、休むことが難しい場合は、女性部オリジナル「女性の休日」サコッシュとステッカーを身に着けてアピールしながら勤務する、勤務してもせめて休憩時間はしっかりとる、定時退勤するなど多様なアクションが広がっています。

先日、駐日アイスランド大使のパウルソンさんにインタビューする機会がありました。ジェンダーギャップ指数16年連続第1位のアイスランド大使でさえ、「アイスランドはまだ完璧なジェンダー平等ではない。完璧ではないから、国として取り組み続ける」と何度も繰り返しておられました。日本はどうでしょうか。私たちのとりくみが政府を動かしていけるよう、みなさんといっしょにこれからもジェンダー平等実現をめざして前に進めていきたいです。

今日のようなとりくみ、とてもエンパワーメントされています。これからもみなさんといっしょに声をあげ、変化をつくっていきたいです。ありがとうございました!

「女性の休日」アクションは、8日の国際女性デーに前後して47と道府県300カ所以上で取り組まれました。東京・新宿駅東南口広場では6日、シンボルカラーの赤色やミモザの花の黄色の物を身につけた女性ら1000人(主催者発表)が参加しました。学生や漫画家、元サッカー選手など多彩な分野の女性19人がリレートークを行いました。
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