郵政ユニオン ジェンダー平等宣言
私たちは、郵政労働者として、通信と金融のユニバーサルサービスを守り、すべての労働者にディーセント・ワークが保証され、個人が尊重されるジェンダー平等社会の実現をめざします。2024 年のジェンダーギャップ指数で日本は 146 カ国中 118 位、G7で最下位でした。特に政治・経済分野の遅れが顕著です。根底には男女賃金格差、非正規差別、ハラスメントなど日本社会の構造的ジェンダー差別が存在しています。誰もが自分らしく生き、性別や性的指向などによって差別されず、一人一人が大切にされるジェンダー平等社会の実現は喫緊の課題です。
私たちは個人の尊重、法の下の平等、両性の平等を保障する日本国憲法に基づき、あらゆる差別や抑圧から解放されるジェンダー平等社会をめざします。
職場でのジェンダー平等
差別やハラスメントのない、だれもが安心して働き続けられる職場を作ることは、労働者にとって重要な課題です。個人の自立を支え、仕事と家族的責任の両立が出来る賃金、労働法制、社会保障制度が求められています。私たちはこの課題に向き合い、日本郵政グループのすべての職場でディーセント・ワークが保証されることをめざします。そのためにはジェンダー平等の実現が不可欠です。
労働組合におけるジェンダー平等
労働組合が職場や社会を変えていくためには、誰もが自分の意見を自由に表明でき、行動することができる組織であることが重要です。
私たちは、互いに多様性を認め合い尊重し、対等の立場で、個性と能力を発揮できる組織と運動をめざします。
ジェンダー平等の実現にむけて、次のとおり行動します。
1.私たちはジェンダー平等推進のため、ともに学び、話し合い、行動します。
2.誰もが心身ともに健やかに働き続けられる職場、人間らしく働くことができる労働条件、職場環境とするために、ジェンダー平等推進に取り組みます。
3.労働組合運動を含め、あらゆる場でハラスメントなど人権侵害を許さず、個人が尊重される職場、社会をめざします。
4.労働組合活動におけるジェンダー平等を実践し、誰もが意思決定に参加し、主体的に運動に参加できる組織づくりを進めます。
以上、宣言する。
2024年7月6日
郵政産業労働者ユニオン第13回定期全国大会
- ジェンダー平等 (78)
- 国際連帯 (3)
- 全労連新聞 (8)
- 月刊全労連 (26)
- 事務局長談話 (9)
- 対話と学びあいスクール (3)
- わくわく講座 (1)
- ゆにきゃん (6)
- 調査・報告 (10)
- 宣伝物 (31)
- 春闘 (47)
- 秋年末闘争 (6)
- メディア掲載 (1)
- ストライキ (9)
- 被災地支援 (5)
- 署名 (7)
- 動画 (13)
- 大会記録 (1)
- 集会・学習会 (32)
- 賃金・最低賃金 (40)
- 労働法制 (30)
- 憲法・平和 (55)
- 社会保障 (36)
- くらし (50)
- 選挙 (23)
- 学習・教育 (6)
- 非正規労働者 (23)
- 青年 (21)
- 女性 (15)
- 原発・気候危機 (3)
- 非正規センター (5)
- 国民大運動 (9)
- レバカレ (28)
- 対話と学びあい (39)