全国労働組合総連合(全労連)

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原水爆禁止2025年世界大会 全労連プレ企画開催

2025/06/15

被爆80年 原水禁大会に参加しよう
8月は広島・長崎へ

全労連は5月31日、原水爆禁止2025世界大会のプレ企画をオンライン併用で開催した。
全労連青年部は、今年2月の沖縄平和ツアーを報告。用松寛秋副部長は、「80年前の戦争は今も続く問題。未来に踏み出していこう」と核兵器も戦争もない世界への思いを語った。

1歳8カ月の時、広島で被爆した綿平敬三さんから被ばく体験話を聞いた。
被爆時母の胎内にいた弟は3歳で息を引き取った。49歳のとき膝の関節の痛みを感じて受診、それまでの健常者から初めて「被爆者」と認識した。62歳で甲状腺機能低下症と診断され、原爆症認定を申請したが却下されたため認定訴訟に参加。70歳になってようやく認定を受けた。ともに訴えた原告全員が認定されるまで支援を続けた。「内部被ばく者の苦しみ知って欲しい」と語った。

(全労連新聞587号 2025年6月15日発行)

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