全国労働組合総連合(全労連)

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全労連新聞

【レバカレその後】仲間と踏み出す変化への一歩 02

2026/01/20
レバカレ
対話と学びあい
レバカレに参加する小松康則さん(中央)

OSTで組合員の主体性引き出す活動を
大阪府職労 小松康則さん

定期大会 議論のテーマ、決めるのは組合員

大阪府職労では、定期大会を「ただ聞いているだけの場」にせず、「もっと主体的に参加できる場」にしようと、数年前から実践と振り返りを重ねてバージョンアップを進めてきた。
2024年はOST(オープンスペーステクノロジー)の手法を取り入れ、参加者が話したいテーマを出しあい、その賛同者が自発的に集まり対話する形式で行った。執行部が「話させたいこと」をコントロールするのではなく、参加者が議論をつくり上げていくことを重視。当事者が主体的に関わることで、活動方針がリアルに具体化された。

レバカレ分科会から大会で二度目のOST

レバカレではこの経験を紹介する「一人ひとりの関心を持ち寄るミーティング」分科会を運営し、約80人が参加した。「実践したい」「組合員の主体性を引き出したい」と同じ悩みを抱えながら、より良くするために日々活動する仲間の反応は、私にとっても自信と刺激を得る場になった。
昨年12月の大阪府職労の定期大会もOSTを用いて開催した。次々と提案されたテーマの特徴は、前回多数を占めた「課題を共有する」ものに対し、「課題解決」を目的とするものが多かったことだ。各グループでの話し合いを経て、活動を進める上で具体化できる内容が多く共有された。
OST導入2年目で、前年の経験を踏まえたこともあるが、レバカレで重視された「安心して話せる(話したくなる)場づくり」に重点を置き、会場づくり、タイムスケジュールから始まり、グラウンドルール、チェックインなどに一定の時間を費やしたことも功を奏した。
大阪府職労での定期大会や日々の「全員が参加する楽しい会議」の実践と、レバカレでの経験を通じて、参加者(組合員)を信頼し委ねることで、参加者も組織も成長し、主体性を引き出すことができると確信している。

定期大会で12のテーマに分かれて議論する参加者(2025年12月19日、大阪市内)

(全労連新聞594号 1月15日発行)

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