全国労働組合総連合(全労連)

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相談事例

ストライキを構えた交渉で満額回答となった件

とある日産の下請けの会社で働いている方から「労働組合のことで相談したい。営業部と工場との労働条件に大きな差があるのでなんとかしたい」という連絡が入った。

全労連からのアドバイス

労働組合をつくり、団体交渉で交渉していく必要がある。

結果

3度の団体交渉を経ても経営側が不誠実な回答に終始したため、期日までに誠実な回答を示さない場合はストライキを行うと経営側に通告したところ、経営側から「条件をしめすので、ストライキはやめてほしい」との返答あり。そこで示された条件は、

①賃上げは組合の要求どおり2000円から一律1万円に、夏期一時金は1.5か月支給する。
②パート組合員の時間給1500円と夏季寸志5万円を検討し、回答する。
③社長兼務の工場長は新しい工場長にする。
④工場経費の是正と、不当な役員昇給は返納し、取り消す。

というもの。ストライキを構えて交渉したことで、結果としてストライキを行う前に労働組合の要求をのませることができた。元記事https://zenroren1989.hatenablog.com/

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