【指針】レバカレ2025 日本の労働運動を新たなステージへ(583号・全労連新聞2025年2月号)
100の分科会を当事者が
持ち寄る労働組合の文化祭
「運動は頑張っているが仲間が増えない」「要求実現が実感できない」「参加してくれない」など、日常の組合活動や組織づくりの疑問やモヤモヤを何とかしたい、こんな思いから全労連は、「労働運動交流集会Labor Union College=レバカレ2025」を10月11日~13日の3日間、東京・京橋で初開催する。
職場や地域で日々がんばる全国の労働組合の経験を当事者のみなさんが直接参加して持ち寄る「当事者参加型」の集会。100分科会の開催をめざす。イメージは「労働組合の文化祭」
例えば、▼自治労連名古屋市職員労働組合が、非正規雇用で働く保育士の賃金格差4万円を組合員を約3倍化することで均等待遇を実現させた経験▼全医労は一昨年、31年ぶりに全国124病院支部一斉のストライキで大幅な賃上げを実現。東京医療センター支部では組合員が1.5倍化した▼栃木県労連のとちぎ労組では、有名洋菓子店ヨックモックの労働者の「1人スト」をアシストし、2年で雇い止め撤回、賃上げさせた。
なぜ声を上げたのか、なぜ頑張れたのか、どのように変えたのか、ぜひ参加して話してほしい。
また、労働者教育やトレーニングも行う。全体会では米レイバーノーツの協力で海外の労働運動家のゲストも招く。きっと、いくつもの気づきや元気が得られる集会になる。
「対話と学びあい」で結び直す
資本主義の支配に搾取される労働者は、声を上げられない閉塞感に覆いつくされ、抑圧を実感できないほどに競争させられ分断されている。
結び直すことが必要だ。「要求する」「声を上げる」ことが基本的人権だ。その術が「対話と学びあい」であり、労働組合である。「レバカレ」を労働者を結び直す画期のスペースにしたい。ここから日本の労働運動を新たなステージへ。分科会へのエントリーはもう始まっている。
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