レバカレプレ企画関東甲信越ブロック労働運動交流集会 「全国の仲間との 交流が待ち遠しい」
2025/06/25

「対話と学びあい」の実践を分科会に
全労連関東甲信越ブロックは6月1日、レバカレプレ企画として関ブロ労働運動交流会を東京都内で開催し、52人が参加した。レバカレのキモとなる参加者による持ち込み分科会を実際に体験してみることが目的だ。
開会あいさつで寺田勝弘関ブロ副議長は、どんな分科会だったら参加したいか、どんな実践をしているかを語り合い、今日の分科会を準備してきた。こうした取り組みを重ねてレバカレを成功させようと語った。
「『良い仕事をしたい』『職場を良くしたい』~労働組合のできること」など、4つの分科会が行われ、活発な交流が行われた。参加者から「全国の仲間の話を聞きたい」「孤軍奮闘している現場の若手に伝えたい」「ともに悩み、乗り越える仲間が必要」といった感想が寄せられた。
10月11~13日、東京都内で開催されるレバカレ2025に向け、職場や地域、単産などでこうした議論や取り組みが始まっている。
参加者の声
長野県労連全医労東長野支部 藤田薫さん
職場の性ねんと対話すると、労働組合で「変える」よりも、労働組合がなくなることで「変わる」ことへの不安が大きいと感じる。交流会参加者の共通した悩みは、組合をいかに盛り上げるか、どう話せば相手の心にささるのか。各組織の取り組みが参考になりました。
埼労連 飯能日高地域労連 秋郷博美さん
今回の交流会の大切なルールにした「心理的安全性」は相手の本音を引き出すために、今後の活動に活かしたいです。様々な業種や働き方の仲間が集まり、対話することで初めて知ることも多かった。レバカレ本番に向けて分科会をブラッシュアップしていきたい。
(全労連新聞587号・2025年6月15日発行より)