第97回中央メーデー地方メッセージ

メーデー参加のみなさん

第97回メーデーは、全国47すべての都道府県で5月1日の開催とし、地域メーデーを含め全国で241会場で開催されます。すべての仲間が要求を持ち寄ってメーデーに参加することを呼びかけます。また、世論や地域への人々にもメーデーの意義を広めていきましょう。

メーデー参加のみなさん

いまも世界の各地で戦禍が続いており、多くの子どもたちを含む市民が犠牲となっています。加えて経済活動にも大きな影響を与えており、私たちの生活や仕事を脅かしています。人が人を殺しあう戦争に道理はありません。各国政府は一丸となって対話による戦争の終結を図るべきであり、平和憲法を持つ日本政府はその先頭に立つべきです。

これに対し日本政府は武器輸出に関し、「救難」「輸送」など非戦闘目的に限定した「5類型」の撤廃を決めました。日本製の殺傷兵器で人が殺されることが現実のものとなろうとしています。さらに高市政権はスパイ防止法の制定や国会議員定数の削減、そして9条を含む憲法改悪など、国会の数の力で強引に民主主義も日本国憲法も破壊しようとしています。

しかし国民の多数は改憲や大軍拡、武器輸出にNO!を突き付けています。安保法制・戦争法が成立した2015年9月19日以降、毎月19日はかかさず国会前行動が行われてきました。今年1月の19日行動は700人でしたが、以降参加者は増え続け、4月には36,000人もの人々が国会前に結集しました。全国各地でもこれまでこうした行動に参加したことのなかった市民が戦争反対、改憲阻止を訴え集いましたが、その多くが自らの意思でペンライトを持って参加するなど、平和と民主主義を願う声が高まっています。ここに希望と確信をもち、労働者・国民の力で跳ね返していきましょう。

メーデー参加のみなさん

私たちは26国民春闘で、要求の求心力で仲間を増やしながら、すべてのたたかいにジェンダー平等を位置づけてきました。そして「対話と学びあい」を徹底的に広げ、ストライキを軸とした当事者のたたかいで要求前進をめざすことのできる「たたかう労働組合のバージョンアップ」を掲げ、旺盛にまた粘り強くたたかい、今も多くの仲間が上積み回答を求めたたかい続けています。

日本における男女の賃金格差は依然70%水準にあります。最低賃金はこの4月にようやくすべての地方で1,000円を上回りましたが、物価高騰により労働者の困窮は高まる一方です。長時間労働による過労死や精神疾患の労災認定は減っていないにもかかわらず、政府・財界はメーデーの起源である8時間労働制を根幹から崩し、労働基準法を骨抜きにする労働時間の規制緩和を企んでいます。

第97回メーデーを通じて、労働者の直面する困難をすべての働く仲間との連帯の力で打開していきましょう。差別と貧困のない平和な世界の実現、誰もが人間らしく生き働くことのできるジェンダー平等社会の実現、そして気候危機の克服に向け、世界のたたかう仲間と固く連帯していきましょう。

働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう!

世界の労働者万歳!メーデー万歳!

2026年5月1日

                第97回中央メーデー実行委員会