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Xin chào tất cả mọi người
ご紹介いただいた国民春闘共闘代表幹事で全労連議長の秋山です。
第97回メーデーの開会にあたり、主催者を代表して、ひとことごあいさつを申し上げます。
「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」
「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」
おわかりでしょうか。日本国憲法第9条の条文です。
この条文を持つ日本国憲法を有する国の中央メーデーとして、いまも世界各地で続いている戦争を直ちに停止するよう求めようではありませんか。
戦争は、何の罪もない市民を死なせるだけでなく、武力攻撃によって人々に障害を負わせ、家族を失わせるなど、たくさんの市民に苦しみを負わせます。
戦争は、絶対に始めてはなりません。
改めて、ロシアやイスラエル、アメリカなど国際法及び国連憲章に反して戦争を始めた国々に対し、直ちに停戦するよう求めたいと思います。
いま日本政府は、国際情勢が厳しいとして、軍事費を大幅に増やしています。そのうえさらに、殺傷武器の輸出を解禁しました。今年度からは、軍事費を目的とする増税も行いました。すでに、軍事費のための赤字国債の発行も行われています。
日本政府は、戦争への道を歩んでいるのではないでしょうか。絶対に認めることはできません。
台湾危機など東アジアで戦争が始まりかねないと危機感が高められ、軍事予算の増大もやむを得ないものとして、国民世論が誘導されているように思えてなりません。
「軍拡よりも国民のいのちとくらし、教育に回せ」を強く訴え、財政を転換するよう求めようではありませんか。
戦争は絶対に起こしてはなりません。そしてまた、核兵器が使用されるようなことも絶対にあってはなりません。
日本は世界で唯一の核兵器による被爆国です、被爆国として、核兵器禁止条約を批准するべきです。改めて、日本政府に対し、核兵器禁止条約の批准を求めようではありませんか。
ご参加のみなさん。
「平和なくして労働運動なし」です。労働組合運動の先人たちは、戦争体験を繰り返したくないとして、
「教え子を再び戦場に送るな」、
「二度と召集令状(赤紙)は配らない」、
「ふたたび戦争の奉仕者にならない」、
「再び戦場の血で白衣を汚さない」など、多くのスローガンがみなさんの労働組合で伝えられているはずです。
スローガンが守り続けられるよう、平和のための努力を続けようではありませんか。
さて、コロナ禍以降、経済情勢の変化によって物価高が進行し、わたしたちのくらしが脅かされています。
その大きな要因となったのは、円安による輸入物価の上昇です。
日本は資源の大部分を輸入に頼っています。また、食糧の自給率は、カロリーベースで38%にすぎず、食料品も輸入に頼っている状況です。
そのため、円安は物価を直接的に上昇させます。
ではなぜ、円安が進んだのでしょうか。それは、政府・与党がアベノミクスによる金融緩和とともに、財政赤字を増大させてきたからだと思います。
債券市場では、国債の金利上昇が進みました。日銀は、物価上昇によるインフレ対策として金利を引き上げるほかなくなっています。
金利の引き上げによる利払い費の増加は、財政悪化を一段と進めます。物価の上昇で消費税の税収は増加するかもしれませんが、消費者の収入が増えなければ、購入を控えるのですから、税収が必ず増えるとはいえません。
財政が健全化する可能性が低ければ、さらに円安を進行させます。
それに加え、イスラエルとアメリカによるイラン攻撃が引き起こしたホルムズ海峡の封鎖によって、原油の確保に対する先行き不安が高まっています。
もはや物価上昇による生活悪化だけでなく、生活そのものができなくなる恐れさえ生まれているのではないでしょうか。
何よりも国民の大多数を占める労働者の懐を暖める賃金引上げが必要です。
労働組合の奮闘で賃上げを実現していますが、まだまだ不十分です。
そして、年金支給額や生活保護費も引き上げなければなりません。
さらなる賃上げと経済政策の転換、税による再分配機能の強化を実現しようではありませんか。
最後に、
大幅賃上げ!労基法解体反対!8時間働けば暮らせる社会を!
社会保障の充実!なくせ貧困・格差・差別!ジェンダー平等!
多民族・多文化共生社会実現!被災者支援!福島原発事故を忘れない!
原発なくせ!反戦・反核!改憲反対!辺野古新基地建設阻止!
という共通スローガンにある要求だけでなく、すべての働くものが安心して働き続けられるよう、諸要求の前進をめざし、世界の労働者と連帯しようではありませんか。
団結!
Unity!
단결!
Đoàn kết!
第97回メーデー バンザイ