2011国民春闘共闘情報
全労連HP

第2号 2010年11月9日

2010年・年末一時金第1回集計結果


前年比やや減 製造関係が健闘


 国民春闘共闘委員会(全労連、純中立労組懇、地方共闘などで構成)は8日、2010年の年末一時金第1回集計をおこないました。おもな特徴は以下のとおりです。

<回答状況>

2010年 2009年(同期)
登録組合数 687 711
回答組合数 139(20.2%) 86 (12.1%)
妥結組合数 42 (6.1%) 62 (8.7%)

 第1回集計には、15単産団体の139組合(登録組合の20%)から回答が寄せられました。春闘期・夏季闘争期に妥結した年間回答が中心です。回答組合数は前年同期を上回っており、製造業、印刷・マスコミ関係で多くなっています。

集計方法&対象 2010年 2009年(同期) (前年比)
単純平均 月数(同一組合) 2.15 2.15 ±0
月数(前年82組合)
2.18 ▲0.03
額(同一組合) 666,881 675,536 ▲8,655
額(前年38組合)
674,071 ▲7,190
加重平均 額(同一組合でない) 621,868 646,225 ▲24,357

 一組合あたりの単純平均は前年同期比8655円減(同一組合)。一組合員あたりの加重平均は前年同期比2万4357円減となっています。産業別では、製造業関連が健闘する一方、運輸・通信業、印刷・マスコミ関係が前年比マイナスとなっています。今週から来週にかけて第1次回答を引き出す単産が多くあり、今後の押し上げが期待されるところです。

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