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全労連青年部第27回定期大会 大会宣言
                              大会宣言

 全労連青年部第27回定期大会は、安倍政権が、集団的自衛権の行使を容認し日本を「戦争する国」に変えるとともに、「世界で一番企業が活動しやすい国」へと「残業代ゼロ」「消費税増税」「労働法制の改悪」などを急速に進めている中で開催されました。
 大会では、全労連青年部が提起した働きつづけられる労働条件を求めて声を上げた「若者メーデーアピール大作戦」の取り組み、反核トラックキャラバンと共同で取り組んだ「核兵器なくせ大作戦」にみられる平和と憲法を守る取り組み、原発・震災復興を知る「ユニオンユースアカデミー2014」の報告、青年自身が学びの場を企画した「学習企画コンテスト」を実施していく中で、つながりを活かして組織拡大・強化を進めようと意思統一した大会となりました。

 大会討論は、発言する代議員自身が職場での働き方や青年部活動について語りながら、討論に参加しました。討論では青年ならではの取り組みや思いが旺盛に語られました。その中でも、すべての発言に共通していたのは「つながり」です。
 各地域の青年が、世代交代を意識し「つながり」を持とうと取り組んでいます。青年部の先輩に話を聞くことで確信を持って青年部活動を発展させたい。協定や労働条件を守るために、若い世代が組合に加入することが大事だと気がついた。組織拡大を目指して核となるイベントを毎年開催し、その年の役員の特色を出していこうと取り組みを進めている組織もあります。
 「つながり」をさらに深める組織強化の取り組みでは、労働組合のよさを実感できる同職種・異職種との交流や、労働組合を知る学習会、今までの活動にとらわれない等身大の組合活動も企画されています。青年が青年のために開催した学習会の中で参加者自身が「自分だけの悩みじゃない」「仲間がいる」ことを知り、勇気を得て翌日からの運動への力に変えています。青年が集まり悩み、時には意見をぶつけながら目標に向かって計画を練るという体験が、青年を着実に成長させ、青年の声や思いを具体化し、活動の活性化に繋がっています。
 新しい「つながり」を作る組織拡大の取り組みでは、スキーツアーを実施し新たに仲間を迎えた報告がありました。企画の名称を親しみやすくして、参加者を新たに広げようと議論をしている組織もあります。また、ブロックでの青年交流会をきっかけに青年部を結成した組織もあり、失敗できるのも青年の特権、失敗から学び一人でも多くのつながりを作ろうと努力をしています。
 青年が他団体と共同し、街頭でアンケートや労働相談、シール投票を実施し、広く労働組合を知らせる運動も全国各地で取り組まれています。

 青年が声を上げるとき、世界は変わります。今、まさに青年が行動するときです。私たち全労連青年部は全国に仲間がいることを確信に、憲法を活かし、組織拡大をすすめ、「青年の生活を改善し、安心して働きつづけられる職場をつくろう」という本大会スローガンの実現に向けて全力で奮闘することをここに決意します。
以上、宣言します。

                                                         2014年9月21日 
                                                全労連青年部第27回定期大会

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