【談話】アメリカの核実験強行に抗議する

　5月21日、米国エネルギー省（核安全保障局）は、昨年11月と今年3月の2回に渡り、新たな形態での核実験を強行していたことを明らかにした。
　全労連は、怒りを込めて、アメリカの核実験に抗議する。
　昨年5月、NPT再検討会議で合意された｢核兵器のない世界の平和と安全を達成する｣という目標にも、｢核なき世界を追求する｣との2009年4月、プラハでのオバマ大統領の公約にも逆行するものであり容認できない。
　全労連は、爆発・非爆発を問わず、すべての国がいっさいの核実験、核開発計画を放棄し、包括的核実験禁止条約の批准をすすめ、核兵器全面禁止条約の実現のためにただちに努力を始めるよう強く求める。
　全労連は、被爆国に日本の労働者として、核兵器のない世界の実現に向けてさらに運動を強める決意である。