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3000万人署名が1350万人を超える
改憲断念まで奮闘しよう
5・3憲法集会

写真 安倍内閣がねらう9条改憲を阻止しようと憲法記念日の5月3日、全国各地250ヵ所で集会やデモ、宣伝などが行われた。

東京・有明に6万人
全国280カ所で集会・デモ

 東京都江東区では「9条改憲NO! 平和といのちと人権を! 5・3憲法集会」が開催され、昨年を超える6万人が参加。「安倍9条改憲NO!全国統一署名」(3000万人署名)が1350万人分を超えたことが報告されると、会場は大きな拍手と歓声に包まれた。集会では引き続き3000万人署名に取り組み、改憲断念に追い込むことが提起された。野党4党の代表が連帯あいさつした。

写真 前夜からの雨が上がり、強風の中、実行委員会を代表して開会あいさつした高田健さんは、世論調査で安倍政権下での改憲反対が58%に達していると指摘。「安倍政権はボロボロに見えても自然には倒れない。私たちの手で倒そう」と訴えた。
 学者や市民などがリレートーク。和光大学の竹信三恵子教授は、9条が軍事費一辺倒の財政を転換させたと強調。生存権の25条、男女平等の24条、勤労権の27条、労働者の団結の28条が定められ、国民生活を守るために戦争をしないと決めた。医療、介護、福祉、教育を守るために9条を守ろうと訴えた。
 作家の落合恵子さんが「平和と命、人権のためにあらがうことは生きる証しであり誇りです」と呼びかけると、参加者は声援や大きな拍手で応えた。
 集会では、立憲民主党の枝野幸男代表、民進党(当時)の大塚耕平代表、日本共産党の志位和夫委員長、社民党の又市征治党首が連帯あいさつ。自由党の小沢一郎代表がメッセージを寄せた。
 「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」の諏訪原健さんが連帯あいさつ。「憲法は未来に語りかけられた言葉。憲法の理念を私たちのものにして未来につなげよう」と呼びかけた。
 「9条改憲NO!全国市民アクション」を代表し、長尾ゆり全労連副議長が、3000万人署名の集約数が4月末時点で1350万人を突破したことを報告。行動提起した福山真劫さん(総がかり行動実行委員会共同代表)は、「草の根から署名を集めきり、野党と連帯してたたかえば、安倍政権を倒すことができる」と強調した。

参加者インタビュー

埼玉土建新座支部 市瀬陽三さん

 この集会に参加しているみんながいい顔をしている。励まされる思いだ。昨年10月からメーデーまでに1478人分の3000万人署名を集めた。地元の駅頭で署名を集めているが世論の変化がわかる。「安倍をやめさせる署名ですか」と署名に応じてくれる人も。改憲勢力も必死だ。改憲を止めるために頑張りたい。

都教組足立支部のみなさん

 足立では性教育に都議が先頭になって介入する事件が起きた。足立個別の問題ではなく、安倍政権のもと全国で起こっていることと一体だ。組合、保護者と地域と女性の権利を求める団体などと一緒に運動の輪が広がっている。道徳の教科化など、支配が強まっているので、改憲反対と安倍政権退陣の世論の強まりを実感しながら頑張りたい。

 
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