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鬼も怒っているぞ!
派遣法大改悪、労働時間法制破壊はやめろ!
全労連・労働法制中央連絡会が新宿で宣伝

写真 全労連・労働法制中央連絡会は2月3日夜、新宿駅西口で派遣法大改悪、労働時間法制破壊に反対し宣伝行動を行い、23人が参加しました。2月3日は節分であったため、小袋に入った豆とチラシ入りのティッシュを配布。全労連・野村副議長、自由法曹団・鷲見弁護士、東京地評・松本副議長、全労働・秋山副委員長、自治労連・武田中央執行委員、全労連・生熊副議長(労働法制闘争本部長・JMIU委員長)が労働法制改悪阻止を訴えました。

 鬼に扮して訴えたのは、自治労連・武田中執。「私は、鬼が島から来た鬼だ。株式会社鬼が島で働いている。1日8時間働き、つつましく生活してきたが、桃太郎というのがやってきて、『生産性をあげろ。時間でなく成果で給料を払う』ということになり、働くルールが壊され、心と身体が壊れた。人間界でもそういうことが行われようとしていると聞いたので忠告しに来た。働き方にはルールが必要。8時間働いて人間らしい生活ができることが重要だ。『ならぬものは、ならぬ』と声をあげよう」と呼びかけました。
 東京地評・松本副議長は、派遣法改悪について「派遣先で使われ放題の生涯派遣が合法化される。賃金や労働条件などモノも言えず、言えば追い出されてしまう。ブラック企業を支える法案だ」、労働時間法制破壊について「1日8時間、週40時間労働という労働時間規制が適用除外され、際限のない長時間労働が合法化される。年収1075万円以上としているが、この金額は省令で決めるとなっており、下げることは簡単」と指摘しました。
 全労連の生熊副議長は「派遣法の改悪は、給与も安く不安定な身分で派遣を永久に使い続けることが狙い。正社員をゼロにしようとしている。ゼロにしたいのは派遣労働者だ。上限のない長時間労働をすればいのちと健康がなくなる。先日の集会で、過労死家族の会の方が、『残業代ゼロより過労死ゼロ』と言っていたがその通りだ。いのち、健康、暮らしを守る。『労働時間の規制緩和を許さない』の声をあげよう」と訴えました。

 
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