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消費税増税中止、公務員賃金の改善、公務・公共サービス拡充、国民本位の予算実現を
13年秋年闘争11・14中央行動を展開

 全労連・国民春闘共闘は11月14日、13年秋年闘争の結節点として中央行動に取り組みました。メインの国民要求実現11・14中央総決起集会の前段には、交運共闘による国土交通省・厚生労働省への個人請願行動、公務部会・公務労組連絡会による総務省前要求・請願行動など、さまざまな取り組みが展開されました。

写真 メイン集会の会場となる日比谷野外音楽堂には、オープニングのトランペットアンサンブル「野郎5(ファイブ)」の演奏にむかえられ、参加者がぞくぞくと詰めかけました。
 12時過ぎから幕を開けた「かがやけ憲法!暮らし・いのち・雇用を守れ!国民要求実現11・14総決起集会」は、全労連・国民春闘共闘・国民大運動実行委員会の三者が共催し、主催者を代表してあいさつした大黒全労連議長は、「安倍内閣が暴走すればするほど国民の怒りはひろがらざるをえない。さまざまな要求の実現にむけて、本日の行動で総決起を呼びかける。決起集会をバネに大きく運動をひろげよう」と訴えました。
 「東京過労死を考える家族の会」代表の中原のり子さんが連帯あいさつし、「44歳で夫が過労自殺し、労災認定に8年がかかった。この国では命と健康は守ってもらえないと痛感し、過労死防止基本法の制定を求めてたたかってきた。50万の署名を集めて国会を動かしたい」と述べました。
 国会から駆けつけた日本共産党の小池晃参議院議員は、戦前の暗黒時代に逆戻りさせる秘密保護法案の廃案を求めつつ、「今日の集会を成功させ、安倍内閣の暴走に正面から立ちむかおう」と呼びかけました。
写真 その後、国民大運動実行委員会の黒田事務局長が、国会での法案審議や来年度予算をめぐる状況などを報告し、職場・地域から署名・宣伝をさらにひろげることを提起しました。
 各団体からの決意表明では7人が登壇し、「消費税増税のうえに、交通運輸の規制緩和を許すわけにはいかない。JR北海道の事故は、政府が安全確保に責任を持つべきだ」(建交労・相木伸之副委員長)、「高校無償化への所得制限に反対したたかっている。すべての中学生が進学できるために、改悪法案を廃案に追い込む」(全教・波岡知朗中執)、「介護労働者として、介護保険制度の改悪は許せない。安心して暮らせる社会保障制度の確立へともに運動をすすめよう」(東京民医労勤医会支部・本間則子副委員長)、「生活保護法の改悪に反対して連日、国会前で座り込んでいる。政治の責任を果たさせるため断固たたかう」(全生連・野口将人全国理事)などの発言が続きました。
 10月29日にスタートした全労連の「かがやけ憲法・全国縦断キャラバン」にかかわって、道労連の黒沢幸一議長、鹿児島県労連の平良行雄議長が取り組みを報告。「憲法の国民主権、平和主義を自治体に訴えてきた」(黒沢議長)、「自治体要請では、話題が大いにかみ合った」(平良議長)など経験が報告されました。
写真 全農協労連の星野慧(さとし)青年部事務局長は、強風雨の中を明治公園で開いた「10・20青年大集会」に参加した若者から、「ブラック企業根絶にがんばりたい」とのメールが届いたことを紹介、「青年に期待してもらいたい」と述べると、会場から大きな拍手がおこりました。
 その後、農民連の上山興士さんのリードでシュプレヒコールを行い、最後に、全商連の鎌田保副会長が閉会あいさつで「消費税増税の中止を求める。82歳になる戦争体験者だからこそ、平和の大切さを身にしみてわかっている」として、憲法改悪を許さない決意を表明し、全員で団結ガンバロウを三唱し、集会を閉じました。
 国会にむけて請願デモに出発。国会デモ解散後は、参議院議員会館で要請行動にむけた意思統一集会を開き、その後、各班に分かれて衆・参の国会議員に対して、労働法制改悪反対、公務員賃金改善、労働基本権回復などを要請しました。意思統一集会には、日本共産党の田村智子参議院議員が出席し、参加者を激励しました。

 
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