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怒りの12国民春闘総決起集会

 「雇用と仕事の確保、賃上げ、社会保障拡充で内需中心の経済震災復興を!」国民春闘共闘委員会は、東京春闘共闘会議とともに1月26日、「怒りの12国民春闘総決起集会」をなかのZERO大ホールで開催。1100人が参加し、春闘勝利への決意を固めあった。

 冒頭、昨年11月の全労連全国集会2011での渡辺治先生の講演をもとに作成したDVD、「2011春闘をたたかいぬくために歴史的な2つの国民的経験に学ぶ」を上映。大黒作治・国民春闘代表幹事(全労連議長)が「閉塞した民主・自民の2大政党政治と、横暴を極める財界に怒りを爆発させ、賃上げと雇用改善の春闘と、消費税増税・TPP参加に反対し原発ゼロのたたかいを大きく合流・発展させよう」と呼びかけた。小田川義和・国民春闘事務局長(全労連事務局長)がパワーポイントを使って行動提起を行った。

 続いて産別・地域の代表が登壇し、大きなスクリーンに職場や運動の写真を写し、音楽を流しながらテンポ良く決意表明を行った。

 JMIU鈴木シャッター支部の相澤さんは、組合未加入者との共通の話題「賃金(T)・趣味(S)・小遣い(K)」で、執行委員が1人10人ずつの組織拡大をめざす「TSK50」の取り組みなどを紹介しながら、「すべての仲間の賃上げと同時に消費税増税やTPPなど政府の攻撃に反対する2方面のたたかいで本気の春闘をめざす」と発言した。

 品川労協の柴山さんは、「3・11で公務労働の大切さが見直された」と述べ、JRやタクシー、学校、保育園など職場の課題を紹介しながら、近さを生かして力を合わせる地域春闘をたたかうと発言した。

 出版労連の寺川さんは「ディーセントワーク春闘に取り組む」「言論・出版の自由を守る」と発言。郵産労の鵜島さんは、昨年の非正規労働者の正規化のたたかいを報告しながら、今春闘でも、「郵政に働く非正規労働者の正規化・均等待遇めざす」と決意を述べた。

 東京自治労連は中野区の保育園で指定管理をおこなっているビジョンハーツ(ビジョンの100%子会社)とパワハラ解雇争議をたたかっている荒木さんが支援を訴え。「今春闘では、非正規職員に一時金と退職金を勝ち取ることを最大課題にたたかう」と決意を表明した。

 370人を超える仲間が参加した東京土建は、横断幕と旗を持った組合員が壇上に並んだ。宮田副委員長が、東京で初めて多摩市が公契約条例を制定したことを紹介しながら、「全都に広げたい」と決意表明。5月に結審を迎えるアスベスト闘争への支援を呼びかけた。

 全厚生闘争団とJAL原告団が、客席最前列でスポットを浴びながら支援を訴え。

 闘争宣言を国分博文・国民春闘代表幹事(全農協労連委員長)が読み上げ、会場も一体となって「貧困と格差をなくせ」「春闘勝利をめざそう」「原発のない社会を」「闘争宣言の実現を」とシュプレヒコールを行った。最後に伊藤潤一・東京春闘代表委員(東京地評議長)が閉会あいさつを行った。

 全労連と国民春闘共闘は、春闘勝利に向け、2月10日と3月8日に中央行動、3月13日から15日に「99%のための社会の実現目指す総行動」を実施する。

 
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