「10・14教育基本法改悪反対大集会in東京」に２万７０００人

　―「10・14教育基本法改悪反対大集会in東京」が明治公園で開催され、２万７０００人が参加した。主催は10・14教育基本法改悪反対大集会実行委員会。
　集会では、都教組の中山伸委員長が開会あいさつ。「教育基本法改悪法案の成立を許さないたたかいは、日本の明日の進路にとって重要な意義がある」とこの集会の意義を訴えた。実行委員会を代表し、全労連の坂内三夫議長があいさつ。「労働者が先頭に立ち、教育基本法改悪や憲法改悪のたくらみを阻止することは、労働者すべての要求課題を保障することになる。未来をかけたたたかい、すべての国民が力のすべてをふりしぼってたたかいぬこう」と呼びかけた。
　評論家の佐高信氏、国立市長の上原公子氏が連帯あいさつ。佐高氏は「愛国心」の押し付けの危険性などについて述べ、上原氏は、法案に「公共の精神」ということが入ったことで、基本的人権が制約されるようになることを指摘した。日本共産党の志位和夫委員長が国会情勢を報告。社民党の福島みずほ党首と「教育基本法の改悪をとめよう！全国連絡会」のメッセージが読み上げられ、各界から８人がリレースピーチした。
　集会の前に文化行事が行われ、合唱や青年によるリレートークが行われた。