戦後６０年たちました。
日本にある米軍基地の75％が沖縄にあります。
そして、米軍基地は沖縄の20％という広大な面積を占拠し続けています。
日本から、朝鮮半島へ、インドシナ半島へ、そしてイラクへとアメリカ軍は出撃していきました。

平和憲法と日米安保条約は共存しえません。その矛盾が、沖縄の県民に今もなお、苦悩を強いています。
想像してみてください。
戦闘機が頭の上を飛び続けていることを。
銃弾の流れ弾におびえなければならないことを。
いつ、ヘリコプターが落ちてくるかわからないことを。
女性や子どもたちが兵隊の暴力を受けるかもしれない恐怖を。
アメリカが無法な戦争を起こすたびにその報復を受けることを恐れなければならないことを。

沖縄の人たちは、私たちよりもよく知っています。
アメリカ軍は日本を守るために日本にいるのではないことを。
そして、他の国の侵略に加担している日本と沖縄に痛みを感じています。
沖縄に犠牲を強いている日本の政府に怒りをもって。

安倍政権が誕生し、米軍再編強化が推し進められようとしている今、沖縄県知事選挙がたたかわれます。
「基地の無い沖縄を目指そう。新基地建設は絶対に許さない」と糸数けい子さんが知事選挙に出馬します。
「憲法の平和理念・九条を守り、県政と県民の暮らしの中に生かします」
「「愛国心」のおしつけ等戦争につながる教育基本法の改悪を許さず、自主性、主体性、思いやりをはぐくむ民主教育をすすめます」
糸数さんが結んだ沖縄県知事選挙に臨む基本姿勢および組織協定は私たち女性の願いです。
私たちは糸数さんが沖縄県知事となるたたかいをともにたたかいます。
女性組合員のみなさん
糸数沖縄県知事を誕生させるために支援を広げましょう。

２００６年　１０月１３日