| 民主党や、野田首相が言う「比例定数80削減」が実施された場合、2009年総選挙の結果で試算すると、民主党は42.4%の得票率で68.5%もの議席を独占することになります。今でも民主党は多くとりすぎているのに、いっそう多様な声や意見が切り捨てられ(死票)、国会・政治に届かなくなってしまいます。これでは国民目線に立った政治は実現されるどころか、ますます遠のいてしまいます。

民主主義とは一人ひとりの声を大切にし、耳を傾けることから始まります。だから日本国憲法は、国会は選挙を通じて、国民の多様な意思を忠実に反映していなければならないと定めています。しかし、いまの選挙制度は、小選挙区制によって議席に結びつかない「死票」をたくさん生み、多様な意見を切り捨てているのです。

●「(当時推進したが)現状を見るに、小選挙区に張り付いて選挙運動ばかりしている人、あるいは人気だけタレントみたいな人が目立ちます。」(元首相細川護熙氏)
●「私は民主党が提案する比例定数80削減には反対です。有権者の投票を議席に反映する仕組みがますます損なわれる。これはよくありません。」(元内閣官房長官・武村正義氏)
●「今日の状況を見ると、それが正しかったか…。政党の堕落、政治家の資質の劣化が制度によっておきたのでは。」((自民党・河野洋平氏)
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