2003年国民春闘共闘情報
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第48号  2003年5月22日

 

STOP! 首切り自由化・使い捨て

労基法・派遣法改悪阻止へ 4,000人が決起

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 5月21日、"首切り自由化・使い捨て"の労基法・派遣法改悪、そして有事法制を阻止しようと、国会前座り込み行動と中央決起集会が実施されました。
 夜6時すぎから日比谷野外音楽堂で開かれた「STOP! 首切り自由化・使い捨て、労基法・派遣法改悪阻止5・21中央決起集会」(全労連、労働法制中央連絡会、東京地評の共催)には福島の50人をはじめ全国各地からの代表、航空労組連や国労東京、新聞労連、全労協全国一般などの仲間を含めて4,000人が結集し、労働法制改悪を許さない決意を固めあいました。
 集会ではまず、この日夕方、労働者派遣法と職業安定法の改悪法案が衆議院厚生労働委員会で採決強行されたことに参加者全員で断固抗議。主催者あいさつで熊谷金道中央連絡会代表委員・全労連議長は、「企業が都合のいい時に採用し、都合のいい時に追い出すための改悪法案は絶対に許せない。改悪阻止へ職場・地域からの運動を広げよう」と呼びかけました。
 国会議員あいさつで、日本共産党の小沢和秋衆議院議員は、「野党4党が反対で意思統一して審議に臨み、会期末まで1カ月を切っており、十分廃案にできる」と強調。民主党の金田誠一衆議院議員、自由党の武山百合子衆議院議員、社民党の大脇雅子参議院議員からのメッセージが紹介され、全労協の子島利夫事務局長と航空労組連の内田妙子議長がともにたたかう連帯あいさつをしました。
 行動提起した生熊茂実全労連労働法制闘争本部長は、「たたかいは正念場。職場・地域から働き手を広げ、国会議員要請・座り込み、世論を変えるなどのとりくみを飛躍的に前進させよう」と訴えました。
 この後、新婦人の笠井副会長、福島県労連の野木事務局長、神奈川労連の水谷事務局長、京都総評の小竹副議長、出版労連の大塚中央執行委員、日本医労連の田中委員長、国公労連の堀口委員長、自由法曹団の島田幹事長が決意表明。集会アピール<別項>を採択し、国会請願デモを行いました。


国会前座り込みには300人が参加

 午前11時から午後2時まで、議員会館前で実施された座り込みには300人が参加。開始集会で挨拶した全労連の坂内事務局長は、「野党4党が共同して反対している。院内外でたたかえば改悪を阻止できる」と強調し、職場・地域からのとりくみ強化を呼びかけました。
 岡山県労会議地域労組の片桐さん、岐阜県労連の竹中議長、自治労連青森県本部の高橋さん、愛労連の見崎議長が決意表明し、全労連労働法制闘争本部の寺間事務局長が情勢報告しました。
 昼の集会では、労働法制中央連絡会の山口事務局長が挨拶し、小沢和秋衆議院議員が挨拶。生協労連の桑田委員長、福島県労連の小川議長、自治労連の松本中執、全日赤の三村中執、有事法制を許さない連絡センターの早坂全商連常任理事がそれぞれ決意表明しました。

JMIU 労働法制改悪阻止へ70職場でスト敢行

 JMIUはこの日、全国統一行動で決起。70職場でストライキ、就業時間食い込み集会、指名ストなどを実施。職場決議、地域での宣伝、共同申入れなどにもとりくみました。
 中央行動には700人が参加。全日通会館で「夏季闘争勝利、労働法制改悪阻止総決起集会」を開いて国会請願デモを実施。議員要請、争議支援の金属反合共同行動も行い、夜の中央集会に結集しました。



 

 

<5・21集会アピール>

人間らしく働くルールをとり戻そう

 めまぐるしく、追い立てられる24時間型の競争社会

  歯止めのない長時間残業、過密労働、過労死、過労自殺

   働く意思があっても失業者にされていく仲間たち

    完全失業者は過去最悪の380万人をこえる"失業地獄"

     低賃金で、使い捨ての労働者を大量につくりだすルールなき資本主義・日本

      私たちは今、働き方、生き方をめぐる重大な岐路に立っている

 

 1日の仕事を終えた時、ふと、考えてみてください

  毎日、生きいきと働いていますか?

   仕事に誇りをもって、働いていますか?

    家族は、地域の仲間は、みんな笑顔で元気ですか?

     だれもが、思っているのです「こんな働き方でいいはずがない」と

 

 財界・大企業が仕掛ける容赦ないリストラ・人減らし

  長時間・過密労働をさらに広げる裁量労働制の大幅な緩和

   臨時・パートや派遣など、不安定な立場の労働者をさらに増やす改悪

    労働基準法に「解雇は原則自由」と書き込み、労働者保護法の変質ねらう異常さ

     財界の本性むき出しの"首切り自由化・使い捨て"法案は、廃案以外にありえない

 

 私たちは、物でも奴隷でもない。人間として働いている

  決して歯車には、ならない。資本の奴隷には、断じてならない

   働くルールの破壊は、職場でも、地域でも、国際社会でも、許されない

    未来を閉ざす激しい濁流とのせめぎ合い。もう、黙っているわけにはいかない

 

 今こそ、反転攻勢の時。たたかいの新たな出発点

  男性、女性、青年の夢と希望、知恵と勇気

   これらを束ねた力は、すでに響きあい、前進をはじめている

    たたかいの源泉は、「職場の力」「地域の力」「共同の力」の総合力

     相手の力が強ければ、それを包囲するでっかい団結をつくればよい

      枠をこえた、幅と厚みのある共同行動こそが力

  "首切り自由化・使い捨て"の労働法制の大改悪を阻止するため、

            職場・地域からたたかいを広げよう!

  人間らしく働くルールを確立するため、全国津々浦々からたたかいを巻き起こそう!

    2003年5月21日  

    「STOP!首切り自由化・使い捨て、労基法・派遣法改悪阻止5.21中央決起集会」

 




 
 春闘で 職場と暮らしの 元気回復