2002年国民春闘共闘情報
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第37号  2002年5月23日

東京東(受皿行)が30名を不採用

 地域経済を守れ!職員の全員雇用を!  

「がんばれ船橋信金の仲間」決起集会に286人

 写真
 都市銀行並みの「検査マニュアル」で経営破たんを押し付けられた船橋信金のなかまを激励し、ともに決起する集会が22日夜、船橋勤労市民センターでひらかれました。全信労本部・同東京地連が主催し、国民春闘共闘などが協賛したもので、地元から中央から286人が参加しました。
 集会には、船橋市、船橋商工会議所の代表も参加して来賓あいさつ。千葉県商工労働部長のメッセージも紹介され、「借り手・預金者を守り出資金の保護」「本・支店の存続」「職員の全員雇用」のために、各々の立場で奔走するなど、集会のスローガンが共通の要求であることが明らかになり、ひきつづき闘争強化を確認しました。


 経過報告に立った全信労船橋信金労組の千葉寛書記長(写真)は、

1)1月25日の破たん申請以来、金融庁をはじめ産業経済省、信金中央金庫、信金協会などと交渉を重ねつつ、土日返上で破たん処理の日常業務をこなしてきた組合員の奮闘ぶりを紹介。
2)その結果、1万0250件の債務のうち92%にあたる9380件を受皿行の東京東信金(ひがしん)に引き継がせました。
3)また、全信労などの運動で金融庁に「金融検査マニュアル別冊中小企業融資編」をつくらせましたが、これで検査していれば「ふなしん」は破たんせずに済んだと指摘しました。
4)職員の雇用問題では、300名中156名が「ひがしん」の採用試験を受けましたが126名が採用され、30名が不採用に。対象者は、労組三役と50歳以上のパートなどで、ひがしん側は「社風に合わない」などと回答している


ことを報告しました。
 来賓の日本共産党・大門実紀史参議院議員はこの日、国政調査権を発動して、ふなしん、ひがしん、金融庁、預金保険機構の代表を呼び、不当にもRCC送りになった3件の見直し、不採用30名の雇用継続を要請したが、ひがしんだけが頑なに拒否したことなどを報告しました。
 集会では、千葉労連、船橋民商、全信労・未加盟組合連絡会の代表から、激励と連帯のあいさつを受けました。受皿行の組合・全信労東京東新労働組合の三役が紹介され「船橋信金のみなさんのことは組織をあげて守ります。安心して来てください。いっしょにたたかいましょう」とのあいさつに大きな拍手が沸き起こりました。
 決意表明に立った貝之瀬信夫委員長は、「引継ぎまであと20日余。この間は絶望の連続だった。金融庁によって潰され、東京東信金に引き継がれるが、各支店はどうなるのか、健全な債権が不良債権になって融資がストップする。新マニュアル中小企業版で反撃していきたい。最後までがんばります」と述べました。




4野党党首会談「小泉内閣の即刻退陣」で合意

全国から野党へ激励と与党へ抗議を一斉に送ろう

5・24集会を成功させ 小泉退陣要求を突きつけよう

 本日、野党4党の党首会談が行われ、別紙のような「合意文書」が民主党・自由党・日本共産党・社会民主党の連名で発表されました。
 このことによって、各種委員会の新たな日程は、野党合意では入れることは無く、しかし、与党単独で開催を強行することも考えられます。全国からの野党への激励と、与党への抗議を一斉に送りましょう。



24日 昼日比谷集会に小林議長・筆坂議員が挨拶

国会請願デモへの参加を呼びかけます

 24日の13:00から開催される「医療改悪反対、有事法制許すな、5・24日比谷野音集会」には、主催者を代表して、全労連小林議長が挨拶し、保団連の鮫島千秋顧問が連帯挨拶、日本共産党を代表して筆坂書記局長代行が国会報告を行います。地方からの早期到着参加者や首都圏の参加者は、出来るだけここからの参加を呼びかけます。集会は20分程度で、30分から国会請願デモが出発します。その後、東京駅八重洲北口(自治労連カー)、有楽町マリオン前(国公労連カー)、池袋東口(全教カー)、新宿新南口(全労連カー :中央社保協担当)の宣伝行動も実施します。デモに引き続き、宣伝行動にも参加をよろしくお願いします。



今国会最大の山場 緊迫した国会情勢に対応し、

28日、29日に加え31日国会座り込み行動を実施

 先の号で連絡した28日と29日の国会前座り込み行動に加えて、緊急に31日の国会座り込み行動を実施します。全労連が、各団体に呼びかけていくこととします。
 大変緊迫した国会状況の中、緊急行動の連続で大変ですが、いかなる事態でも「廃案」めざして行動をすすめるために、ご協力をお願いします。
 なお、30日・31日と全労連評議員会が全労連会館で開催されていますが、評議員の方々には、この行動への参加を呼びかけます。


●第8次国会前座り込み行動 5月28日(火) 12時から国会請願デモ

                   13時から15時まで国会前座り込み

●第9次国会前座り込み行動 5月29日(水) 10 :00〜15 :00 連合なども実施

●第10次国会前座り込み行動 5月31日(金) 13 :00〜15 :00 連合も実施


医労連 22日議員要請行動506名が参加


9次にわたる行動で紹介議員に108名


医療改悪署名は1,581,807筆に

  日本医労連は、1月から5月22日までに9次の国会行動とすべての議員への要請行動を実施してきました。22日には506名の組合員が参加し、午前に決起集会を社会文化会館で開催したあと、昼には国会前座り込み行動に合流し、午後すべての議員への「医療改悪反対」「看護婦増員などの要求」で、賛同・紹介議員への申入れを行ってきました。22日に現在では、延べ1774名の組合員が参加し、一部のみの紹介も含み、衆参の会派から108名の国会議員の紹介を得ました。会派別には、民主党38名、共産党44名、社民党18名、自由党1名、自民党1名、無所属6名の合計108名です。医療改悪反対署名は、14日現在で1,581,807筆となっています。



 長 野 


衆議院山場・5・24中央行動参加を!


 県有事法制反対連絡会は、5・24集会への取り組みを強めています。県民医連は、県内各組織から30人の参加を決め、参加者の把握中。東信、北信方面からの参加者は、夕方の集会・デモ行進まで参加します。地元選出国会議員要請も取り組みます。連絡会加盟の各団体も、衆議院での強行突破も予想されるこの時期の中央行動は、大いに力を入れて取り組むべきではないか。」との発言が代表者会でだされました。諏訪地区では、大型バス1台で参加を決定、大車輪で取組中!!!


5・21昼休みデモ 5・30決起集会、長野駅前集会・デモ!

 5・21昼デモには、国公労連では素早く取り組みを開始。各職場から最大限の参加を呼びかけています。高教組では、当日は執行委員会が開催され、執行委員会メンバー、書記局員がこぞって参加。文字通り執行部あげての参加です。長野労連は地元組織として、気合を入れて参加要請中。
 16日の代表者会議で、5月30日(木)の夕方に集会を開くことを決めました。
 好天に恵まれた5月21日(火)の昼休みデモ。参加者が、集合場所のひまわり公園内、日陰の場所に三々五々集まり始めたのは12時5分頃。事務局が到着したときは報道関係者の人のほうがが多い。12時15分正確に出発集会開会、この時点での参加者は100人弱、中島代表委員の主催者挨拶、青年代表の清沢民青委員長と黒沢「米軍の小中学校演奏反対連絡会代表」の決意表明の後デモ行進スタート。集会中、「参加者は何人?」という記者の質問に、「100人」と答えると、「そんなに居ますかねー?」という、「わかっているなら聞くなって!」
 さて、デモ行進がスタートし、行進間もなく後ろを見て驚いた。参加者が急に増えている。中央ど通りの交差点で数えてみると、150人を上回っている。さわやかな五月晴れの中気持ちよいデモ行進でした。今回、ポスター、桃太郎路旗などが多く賑やかでした。



 奈 良 


22日全自治体首長・議会議長に意見書要請

 有事法制に反対する奈良県共同センターは、22日、県下全自治体首長と議会議長に「有事法制反対の意見書要請と意見書(例文)を送付しました。そして、中央行動に呼応して23日、24日の地域からの運動を強めることとし、県庁前の座り込み,リレー宣伝行動などを取り組みます。