「許すな憲法改悪!守ろう いのちとくらし5・27国民大集会」に5万人

写真 「許すな憲法改悪!守ろういのちとくらし5・27国民大集会」が、5月27日に東京・代々木公園で開かれ、あいにくの雨模様のなか、サッカー場、小音楽堂、イベント広場を埋め尽くし5万人が参加した。憲法を守り、国民投票法、教育基本法改悪、共謀罪、医療改悪などの悪法を阻止するため、本集会を基点にさらに運動を広げ、国会を包囲していくことを決意しあった。閉会後、3コースでパレードを行い、沿道の人たちにアピールした。主催は、5・27国民大行動実行委員会。

 主催者を代表し全労連の熊谷金道議長は、全国各地で改憲阻止や教育基本法・医療制度の改悪阻止を中心にさまざまな運動が展開されていることを紹介し「私たちは重要な転機に立っている。正義と大義の旗は私たちの側にある。力をあわせ歴史的なたたかいに勝利するためともに奮闘しよう」と呼びかけた。

 政党からは、日本共産党の志位和夫委員長があいさつ。YWCA理事長の江尻美穂子さん、ビア・カンペシーナ国際運営事務局代表のヘンリー・サラギさん(インドネシア)、映画監督の池谷薫さんが連帯あいさつ。江尻さんは「憲法9条を守ることが本当の愛国心。雨の中、集会に参加したみなさんのこの力、平和を求めていることを政府にむけて示したい。平和を守るため多くの人たちと連帯し努力していきたい」と決意を述べた。

 大集会の前に、メイン会場で文化行事、小音楽堂で「平和・子ども・未来フェスタ」、イベント広場では、展示や売店の催しがあり、いずれも大好評だった。


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