春闘要求で厚生労働省交渉

写真  03春闘の回答集中日である12日、全労連は厚生労働省交渉をおこなった。これは2月20日に提出した春闘要求に対し回答を求めたもの。
 交渉では冒頭、熊谷議長があいさつ。現在の深刻な雇用・失業情勢やグローバル化による労働分野の規制緩和や不安定雇用労働者が増大する現状を指摘。「深刻な雇用・失業情勢をふまえ。設置法の趣旨にのっとった施政を進めて頂きたい」と厚生労働省の基本姿勢を正しました。
 引き続いて、坂内事務局長から要請趣旨について説明。とくに「5400万雇用労働者の中で大きな比重を占める中小・不安定雇用労働者の声を厚生労働行政に反映させることが政労使共通の課題」だとし、それらを組織する全労連の意見を行政に反映させるシステムをつくるよう強く強調しました。
 なお、この交渉には厚生労働省側から青木政策統括官(労働担当)、青木審議官(労使関係担当)らが出席しました。
 今後、労働行政要求については3月19日、厚生行政要求については3月27日に引き続き、実務者レベルでの交渉をおこなう予定です。



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