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07国民春闘本格的にスタート
―反転攻勢の絶好のチャンス―
全労連第40回評議員会で春闘方針決定

写真 1月25〜26日に開催した全労連第40回評議員会は、「まもろう憲法・平和、なくそう格差と貧困、つくろう安全・安心な社会」をスローガンとする07国民春闘方針を満場一致決定した。「すべての労働者・労働組合の団結とあらゆる国民諸階層との対話と共同で、要求実現の運動を前進させよう。政治を革新するために奮闘しよう」と呼びかける春闘アピールを採択し、本格的に春闘がスタートした。

 07国民春闘方針の確定を目的とした第40回評議員会で、幹事会を代表して坂内三夫議長は、客観的情勢から見ても、反転攻勢の絶好のチャンス、たたかう主体としての構えの強化を強調した。その上で、自らの運動で春闘前進の展望を切り開いてきたとし、ホワイトカラー・イグゼンプションについて、政府の法案提出を困難な状況に追い込んできたことに確信を持つことを強調した。そして最低賃金と均等待遇を求める世論結集、憲法改悪に反対する労働界の共同戦線の形成への努力を訴え、最後に組織拡大に全力をあげ元気な春闘前進を呼びかけた。

 小田川義和事務局長が、「07国民春闘方針案」を提案した。重点課題として(1)働くルールの整備確立、賃金改善や労働条件改善の要求前進、(2)格差と貧困の拡大を許さぬたたかいの強化、(3)積極的な賃金引上げ要求の実現、最低賃金の底上げ、統一要求目標、統一行動の設定と力の結集、(4)地域間格差の是正へ地域での共同行動の前進、(5)憲法改悪に反対する取り組みの飛躍的前進、(6)要求闘争と一体で政治革新をめざす取り組みの強化、を提起した。そして統一要求目標として「誰でも月額10000円、時間給100円以上」の賃金改善要求を提起した。また、賃金底上げとし「月額15万円、日額7400円、1000円未満の労働者をなくそう」と提案した。討論では、32人の評議員が発言し、春闘を意気高くたたかう決意を述べた。また、いわて、神奈川、東京の評議員は、都・県知事選挙に全力をあげると発言した。

 討論のまとめで、小田川事務局長は労働法制改悪に反対するたたかいの強化、格差・貧困是正のたたかいと憲法闘争の前進を強調。提案された議案は、すべて満場一致で決定され、「春闘アピール」も採択した。

 また、今評議員会で、金融労連の加盟を満場一致承認した。

 
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