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「報告案」の撤回求め、中労委前宣伝行動

写真 12月21日、中央労働委員会7階会議室で第71回労働政策審議会労働条件分科会が開かれた。それに先立ち、全労連と労働法制中央連絡会は宣伝行動を行い、50人が参加した。全国ユニオン、全労協も行動に取り組み、4時のNHKニュースで報道された。

 会議の冒頭、事務局から「今後の労働契約法制及び労働時間法制の在り方について(報告)」(案)の内容のうち、第70回提案から変更された部分のみ説明があった。

 労側委員は、ホワイトカラー・イグゼンプションは全文削除するべし、一方的な就業規則変更による労働条件の不利益変更が「できる」とする部分は絶対に認められない、とスタンスを明確にした。そのほか、均等待遇原則が明記されていないこと、安全配慮義務が削除されたこと、整理解雇の4要件が明記されていないこと、偽装された雇用関係(1人事業主問題)問題の検討がなされていないことなど、批判があいついだ。

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