全労連第26回定期大会 2012年7月29日〜7月31日
全労連第26回定期大会によせられた海外友好組合・団体からのメッセージ

(19カ国、28組合/組織、4国際/地域組織 メッセージ到着順に掲載)

2012年7月27日正午現在
全労連国際局仮訳

米国・レイバーノーツ

 レイバーノーツから全労連の兄弟姉妹のみなさんにあたたかいご挨拶をお送りします。全労連の第26回定期大会に際して、私たちは、日本のたたかう労働運動の再建をめざす皆さんの活動全てに祝福をお送りします。
 皆さんと同様に、私たちは「労働運動に運動を取り戻そう」とアメリカ国内で懸命に活動しています。働く人々に対する攻撃は結束し、かつてなく激しくなっていますが、一方で希望の兆しが見え始めています。私たちはこの希望の兆しを大事に育み、大きく広げなければなりません。
 ウィスコンシンのたたかいとオキュパイ・ウォールストリート以降、抵抗の運動が次々に沸き起こっています。労働組合の指導者の多くが高みの見物をきめ込んでいる一方で、今起きていることを自らのものにしようと佇む労働組合員は、ますます増えています。
 私たちは、いまだ多くのたたかいにおいて敗北を喫しています。しかし私たちが歴史から学んだように、私たちの最も重要な勝利は、多くの場合、過去の敗北が導いて結実したものです。最も重要なことは反撃です。反撃は、諦めることなく関わり続け、行動し続けるために必要な私たちの強い指導者を生みだし、人々に断固たる決意をさせるからです。
 反撃し続ける全労連は、アメリカの私たちにとってまさに刺激です。
 私たちレイバーノーツは、アメリカ労働運動において「トラブルメーカー」の力を拡大するために、できることは全てやってきました。そして私たちの草の根の仲間がひろがっていることを、非常に嬉しく思っています。
 2012年5月の私たちの会議には、アメリカ全土、また世界中から1500人の活動家が参加し、たたかい方について意見を交わしネットワークを築きあげました。
 全労連のみなさんが私たちの会議に参加し、真実の情報と連帯を交換し合ったことに対し、私たちは感謝しています。
 福島原発事故の真の損害を明らかにするたたかい、またTPPといった最近の企業のグローバルな協定を阻止するためのみなさんの不断の活動などから、戦闘的な労働組合が労働者階級の利益のためにできること、またしなければならないことを全労連は示してくれました。
 私たちは相互の支援と協力が続くことを期待し、レイバーノーツおよび私たちのネットワークの何千もの活動家を代表し、全労連第26回定期大会のご成功を祈念いたします。
  連帯よ、永遠なれ!

レイバーノーツ代表 マーク・ブレナー