全労連第26回定期大会 2012年7月29日〜7月31日
全労連第26回定期大会によせられた海外友好組合・団体からのメッセージ

(19カ国、28組合/組織、4国際/地域組織 メッセージ到着順に掲載)

2012年7月27日正午現在
全労連国際局仮訳

スリランカ/セイロン労働組合連盟(CFTU)

 セイロン労働組合連盟を代表して、全労連第26回大会に心から連帯のメッセージをお送りします。私たちは資本家の抑圧に対する労働者階級のたたかい、また労働者階級を抑圧から解放するためのたたかいのなかで、全労連の皆さんと長い友好関係を築いてきました。
 私たちスリランカの人々は、地震と津波、原発事故のニュースを聞いてショックを受けています。私たちは全労連のみなさんの脱原発キャンペーンに全面的に連帯します。
 こんにちの日本経済および社会的情勢は、多くの先進国が影響を受けている金融危機、すなわち2008年のアメリカに端を発した資本主義の危機に共通するのではないでしょうか。ヨーロッパ諸国は極めて困難な状況にありますが、日本も同様です。ギリシャ、スペイン、イタリアといった危機に苦しむ国々における政府の政策に共通するものは、過激な緊縮政策であり、社会保障の削減、増税、公共サービスの切り捨て、容易な解雇に道を開く労働法の改悪、契約労働の増加、団体交渉権の侵害です。日本政府も社会保障を切り捨て、課税強化し、賃金を削減し、団体交渉を侵害しようとしています。
 私たちは、全労連の第26回大会における議論が、日本の労働者階級と労働者の利益を最優先に考えて、その利益を擁護するたたかいの先頭に立つ方針を採択することを確信します。私たちは、憲法に依拠した安全安心な社会の確立、また全労連組織の強化をめざした100万人総対話の推進という今後2年間のみなさんの挑戦に連帯を表明するとともに、みなさんの経験を共有し、グローバル化した経済のなかで同様のたたかいに挑戦する人々との関係を強化することを期待します。あらためて、全労連のみなさんに心から連帯を表明します。
 全労連とセイロン労働組合連盟の連帯、万歳!

セイロン労働組合連盟書記長
D.W.スバシンゲ