全労連第26回定期大会 2012年7月29日〜7月31日
全労連第26回定期大会によせられた海外友好組合・団体からのメッセージ

(19カ国、28組合/組織、4国際/地域組織 メッセージ到着順に掲載)

2012年7月27日正午現在
全労連国際局仮訳

インドネシア福祉労働組合総連合(KSBSI)

 インドネシア福祉労働組合総連合から、全労連の第26回大会に連帯の挨拶をお送りします。
 私たちは、あらためて、地震と津波によって被災された皆さんに心からお見舞い申し上げます。インドネシアの私たちは度重なる地震を経験しているため、日本のみなさんがおかれた状況を深く理解しています。それゆえに、将来発生しうる災害で犠牲を出さないためにとりくまれるあらゆる努力を支援します。私たちは同様に、日本政府の原子力政策に反対して全労連が策定した原子力政策を高く評価しています。核は地球に存在してはなりません。政府は自国民の安全を確保すべきであり、国民には保護される権利があります。
 日本政府がヨーロッパで破たんした緊縮政策の導入を計画し「税と社会保障の一体改革」法案を提出した直後に開催される全労連の大会は、極めて時宜を得ており、かつ重要です。これまでのところ、EUは緊縮政策がグローバルな危機を解決したことを証明していません。この事実はまさに、日本がヨーロッパの緊縮政策を真似る必要がないことを示しています。
 グローバルな危機は、グローバルに克服しなければなりません。私たちは、ILO宣言で合意したディーセント・ワーク・アジェンダから逸脱する国を許してはなりません。公正で繁栄する世界を私たちはともに建設しましょう。その実現には、国内および国際的レベルの困難なたたかいが要求されます。労働組合は、グローバル化の欠点を克服するために、連帯と統一の強化が求められています。他にも重要な問題があります。私たち労働組合は、資本家の勢力と対抗しうる力を得なければなりません。労働組合の力を一層強化するためにも、労働組合は更に組織化にとりくみ、組合員のために行動しなければなりません。
 私たちは全労連第26回大会の成功と成果を祈念し、みなさんの大会の成果が日本社会を守る道を開くことを期待します。
 労働者万歳!連帯万歳!

インドネシア福祉労働組合総連合議長
ムドホフィア