全労連第26回定期大会 2012年7月29日〜7月31日
全労連第26回定期大会によせられた海外友好組合・団体からのメッセージ

(19カ国、28組合/組織、4国際/地域組織 メッセージ到着順に掲載)

2012年7月27日正午現在
全労連国際局仮訳

全ギリシャ労働者戦線(PAME)

 ギリシャの階級的労働運動を代表する全ギリシャ労働者戦線から、全労連第26回定期大会に連帯と支持を表明するメッセージを送ります。
 資本家の政府が世界で資本主義が作り出した危機の付けを押し付け、世界中の労働者が困難な中にあるときに、日本の人々は私たちの時代にまれにみる悲劇に襲われました。そのような中で人々の命と権利を守る労働組合のたたかいは、最重要であるばかりか唯一の国民本位の打開策です。
 ギリシャにおいてPAMEはギリシャ政府とトロイカ(IMF、EU、欧州中央銀行)の反労働者政策に反対するたたかいの支柱でした。2010年以降、30のゼネストを組織し、地方や産業別の何百ものたたかいを組織し、中には300人の鉄鋼労働者が解雇と賃金切り下げに対してほぼ9か月たたかわれているストを組織もしています。私たちは、資本主義の危機の下で人民の利益となる解決策は、階級的労働組合運動の強化しかないと考えます。労働組合の拡大、資本主義の誤ったジレンマを労働者に押し付けるイデオロギーや政治に反対することです。労働者にとっての唯一の現実的解決策は、我々が作り出す富を所有することです。
 資本主義が続く限り、自然災害は階級闘争の結果ではなくても、自然災害がもたらすものは明確に階級的性格を帯びます。それは資本家は自然災害であろうとも、労働者がその命を失う危険にさらされていようとも利益を出すからです。
 そのため、私たちは日本の労働者と国民のたたかいに無条件の連帯を表明し、全労連第26回定期大会の成功を祈念します。

執行書記局