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全労連第25回定期大会 2010年7月21日〜7月23日

全労連第25回定期大会によせられた海外友好組合からのメッセージ

(16カ国19組織2国際・地域組織 メッセージ到着順に掲載)

2010年7月20日現在
全労連

汎キプロス労働連盟(PEO)

 汎キプロス労働組合連盟(PEO)を代表し、PEO執行委員会とキプロス労働者からの同志的ご挨拶と連帯をお伝えします。
 全労連第25回大会は世界の労働者にとって、特に経済的に弱い立場の人々にとって危機的な状況下で開催されています。世界経済危機は拡大、深刻化し、残念なことに最も弱い立場の人々に影響し、その生活条件を悪化させています。巨大資本は危機を利用して危機に対して責任のない労働者、弱者、年金者や一般の人々に危機のつけを押し付けているのです。
 国際的な階級的労働運動はすでに危機のつけの押し付けに反対し、資本主義システムの危機そのもののつけを労働者と一般市民の肩にかぶせることを受け入れるべきではないとしています。
 私たちにとって危機は偶発的なものではなく、格差と搾取を再生産してきた資本主義システムと新自由主義開発モデルそのものの危機です。
 この惑星の生産能力と可能な資源が人々の基本的な必要を何倍も上回っているときにおこったこの危機は、社会的規制が全くなくても自由市場が自己規制できるという新自由主義派の議論を否定するものです。実際、危機は巨大資本と支配的財界によって自由なマーケットへと変化したことが証明されました。
 経済の支配者の目標は、再び危機のつけを働く人々に押し付けることにあります。
 我々国際的な進歩的、階級的労働運動は危機に対して何らの責任もない労働者がそのつけを払うのを受け入れる、許すことはできません。
 現在、労働組合運動の共同行動に力を注ぐことがこれまでになく重要な時代に私たちは生きています。階級的伝統を受け継ぐ労働者は、社会進歩と正義への前提条件を作り出すことで対抗勢力を代表することができます。
 階級的労働組合運動は、大きな困難と力の不均衡にもかかわらず、新自由主義的政治への抵抗と反対の力となります。
 再度私たちの連帯を表明し、全労連25回大会の成功を願います。

全国労働組合総連合
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