医療・有事…火ダネ残さず廃案に
延長国会初、蒸しむしの国会前座り込み行動

 7月3日、延長国会初、待望の国会前座り込み行動(第13次)が再開しました。蒸しかえる梅雨空のもと、朝から国公労連、年金者組合、自治労連、生協労連、福祉保育労、医労連、千葉労連、埼労連、医療団体など約100人が衆議院から参議院会館前に座り込み、昼の集会時には150人に膨れ上がりました。  院内では、参議院に送られている医療改悪法案をめぐって修正のうえ成立を狙う動きが強まり、衆議院では有事三法案を推進する与党が「審議は尽くした。いつでも採決できる」と意気込んでいます。個人情報・メディア規制法と郵政関連法案も修正含みで強行の動きが強まってきました。  参加者は、座り込みと議員要請を繰り返しながら、「悪法の火ダネを残さず廃案に」「7・19国民大集会を成功させて、息の根を止めよう」と決意を固めあいました。野党四党は考え方の違いを乗り越えて、「今国会での成立阻止」「小泉内閣退陣」で一致し院内共闘をすすめてきましたが、ここにきて与党側から修正をめぐる切り崩しの動きが強まるなど、緊迫した状況が続いています。


<- INDEX