全労連第20回大会海外からのメッセージ
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 世界労働組合連盟(WFTU)


「雇用・くらし・いのちと平和を守り、政治の民主的転換に向け壮大な共同の発展を!」のスローガンのもとに、全労連が2002年7月24日から26日まで東京で第20回定期大会を開催することを知らせるファックスに感謝します。
世界労連を代表して、私たちは、全労連第20回定期大会の全面的な成功を願い、私たちの熱烈な友好のごあいさつと私たちの国際連帯を大きな喜びをもってお伝えします。世界の労働組合運動が直面する挑戦に立ち向かい、ILOの場や国際連帯のさまざまな問題で、また、とくに多国籍大企業と金融独占にたいするたたかいで、国際的な労働組合の統一行動を促進するうえで、世界労連は、全労連との密接な兄弟的関係と両組織間の協力の強まりを大きな歓呼で迎えています。
 全世界の労働者と労働組合はいま、失業と半失業のいっそうの悪化、雇用保障の不安定化、賃金・社会保障・生活水準の切り下げ、労働組合権への攻撃など、新自由主義的グローバル化の政策の結果、いっそうの状態悪化に直面しています。民営化、自由化、グローバル化の名のもとに、労働者と国民の基本的権利と各国の民族主権と経済的独立を破壊しながら、労働者のさらなる搾取強化のまさに同一の政策が、国際独占によって新たに押し付けられようとしています。世界金融市場の危機と不安定化の進行はいま、巨大多国籍企業を巻き込んだ、驚くべき金融不祥事によっていっそうひどくなり、世界経済と労働者の日々の生活に深刻な影響を及ぼしつつあります。
 深刻化する経済危機の影響と規制緩和・民営化にもとづく日本支配層の政策に反対し、雇用保障と社会保障、国民の生活水準への攻撃に反対する、全労連を先頭とした日本の労働者の統一した運動とたたかいに世界労連は完全な連帯を表明します。世界労連は、最低賃金の引き上げ改訂、男女間ならびに正規とパート労働者など他の非正規労働者間の賃金格差の是正、労働条件の改善、そして、悪名高い「カローシ」の根絶と職場の安全の要求を全面的に支持します。世界労連は、NTT労働者の要求をめざすたたかい、解雇された国鉄労働者の復帰をめざすたたかい、そして、公務員の労働基本権確立のたたかいを支持します。世界労連は、日本の平和憲法改悪を阻止し、日本の戦争参加に反対する全労連と日本の進歩勢力の闘争に、あらためて連帯を表明します。
 世界労連は、平和と社会進歩の勢力が全世界で主張しているように、もう一つ別の、より良い世界が可能であることを深く確信し、みなさんの大会とその決定がよりよい生活とよりよい世界をめざすわれわれ労働組合の国際的闘争をさらに強化し、労働者の権利と平和、社会進歩をめざすたたかいで世界労連と全労連の協力をいっそう強めるものとなることを期待します。
 熱烈なごあいさつを

書記長 アレキサンダー・ジャリコフ




 
 

 国際労働連合(WCL)


 来たる全労連第20回定期大会について知らせる2002年7月15日付の手紙を受け取りました。ありがとうございます。
 「雇用、くらし、いのちと平和を守り、政治の民主的転換に向け壮大な共同の発展を」のスローガンのもとに、2002年7月24日から26日まで東京でおこなわれる全労連第20回定期大会の機会に私たちの連帯メッセージを送ることは大きな喜びです。
 大会の開催は貴国における労働組合運動の一つの歴史的な出来事です。労働組合組織である私たちにとっては、組合員と労働者全般の向上をめざすわれわれのとりくみを総括し、評価するときがつねに必要です。
 WCLにあって、私たちはあなたがたの優先課題に関する意見と立場を同じくするものです。このかつてない経済危機の影響を克服するためには、あなたがたが代表している組合員と国民全体の労働・生活条件を改善するためにみなさんが提起しているように、中期的目標を達成することが不可欠です。さらに、私たちは平和を強く支持します。平和的な対話意外にこれに勝るどのような紛争解決のための秘訣もありません。武力の行使は成功的な解決を導くことはけしてないでしょう。戦争ではだれもが敗者となります。
 みなさんの運動方針案は、労働者の参加、真の民主主義、労働者教育の促進、そして国際連帯の強化を求めています。私たちも共通の政策を持っており、このことは私たち両組織間の友好関係の強力な土台として役立ちます。私たちは、私たちのグローバルな対応を必要とする、本質的にグローバルな、同様の挑戦に直面しています。
 こうした路線に沿って、WCLと全労連は世界の労働組合の発展と労働者の前進のために連帯を持続させはぐくむことができるでしょう。
 国際労働連盟を代表してみなさまに心からのごあいさつを申し上げます。

ウィリー・ティス 書記長



 
 

 在日韓国民主統一連合(韓統連)


 全国労働組合総連合(全労連)第20回定期大会の開催を心よりお祝い申し上げます。また、常日頃私どもの運動にご理解とご協カを頂き感謝申し上げます。
 9・11テロ事件以後、ブッシュ米政権はアフガニスタンヘの報復戦争に乗り出し、これを契機に、朝鮮半島においても戦争策動を繰り広げようとしています。そして、日本政府もこれに便乗しながら、「有事立法」の制定に躍起となっています。こうした米日両政府の危険な動きに対して、アジア各国から反対の声がわきおこっています。平和を求める私たちが連帯して、アジアの平和を実現していきましよう。
 また、グローバリゼーションと新自由主義がもたらす弊害は、国境をこえて、各国の労働者の生活と権利を脅かしています。韓国でも構造改革、苦痛の分担の名のもとに、労働者へのしわ寄せが顕著です。民主労総を中心とする労働者は、これに反対する闘いを繰り広げています。国境をこえた労働者の連帯を私たちは応援していきます。
 最後に、今大会のご成功を祈念申し上げて、お祝いのメヅセージといたします。ともにがんばりましよう。
在日韓国民主統一連合(韓統連)

議長 郭東儀(クァック・ドンイ)




 
 

 中華全国総工会(ACFTU)


 貴労連が来る2002年7月24日から26日まで、第20回定期大会を開催されることを喜びを持って聞きました。 ここに、私たちは貴労連にたいし最大の誠意をこめてお祝い申し上げます。
 貴労連は結成以来、日本の広範な労働者の政治的・経済的権益を守るために積極的に努力され、かつ喜ばしい成果をかちとってこられました。本大会は、これまでのたたかいの成果を総括され、これから向こう2年間の賃金、雇用、社会保障、平和憲法擁護などの主要な活動方針を決定されることと思います。私たちは、本大会が貴労連活動の発展を必ずやいっそう推進させるものと信じております。
 中華全国総工会と日本の全国労働組合総連合は良好な関係にあります。私たちは新しい世紀に双方の友好交流をさらにいっそうおしすすめ、私たちの間にすでに打ちたてられている友好関係をさらにいっそう強化することを心より希望するものです。
  本大会の首尾よい成功をお祈り申し上げます。

中華全国総工会




 
 

 インド労働組合センター(CITU)


 インド労働組合センター(CITU)は、2002年7月24日から26日、東京で開かれようとしている第20回定期大会にあたり、最高の日本の労働組合センター全労連にもっとも熱烈な友好のごあいさつを差し伸べます。
 ご存知のように、わが国インドは10億を超える人々からなる発展途上国であり、経済は深刻な危機に襲われています。国際金融・貿易諸機関によってわれわれの無理やり押し付けられている処方箋はわれわれ経済の危機の増大をいっそう強めることに役立つだけであり、その負担は汗水流して働く膨大な国民大衆の肩に転嫁されています。したがって、わが国の労働組合運動の第一の関心事は、グローバル化・自由化・民営化の挑戦に反撃する持続的なたたかいを押しすすめることです。CITUはつねにこの闘争の先頭にたっています。
 全労連もまた、失業の増大、社会保障の切り捨て、労働組合権の侵害を引き起こし、国内の貧富の格差を拡大する新自由主義的なグローバル化に反対し、絶え間ないたたかいにとりくんでいることを知ることは必要なことであり、われわれを励ますものです。日本の国民が今日、かつてない経済危機と深刻な不況に直面しています。日本資本主義の抑圧的性格が、規制緩和と民営化にもとづくいわゆる「改革」政策をとる小泉政権によっていっそう強められています。
 CITUと全労連の関係は非常に友好的であり、真心のこもったものです。全労連の代表がわれわれの大会に何度か出席され、われわれのたたかいに支持と連帯を差し伸べました。同様に、CITUもときあるごとに全労連の招待で日本に代表団を送り、全労連が率いる日本の労働者階級の闘争にわれわれの連帯と支持を表明してきました。CITUの震災救援基金に全労連から50万ルピーの貴重な貢献が寄せられましたが、わが国の労働者階級はこのことに心から感謝しています。それは、私たち両組織が深く根を這った友好と団結、連帯によって結ばれていることを示しています。私たちは、私たち両労働組合センター間の友好と協力のきずなが今後の数年間にいっそう打ち固められるであろうと確信しています。
 最後に、もう一度私たちのごあいさつをお伝えするとともに、全労連第20回定期大会の全面的な成功を望みます。

CITU書記長 M.K. パンデー




 
 

 ネパール労働組合総連合(GEFONT)

 全労連第20回定期大会にあたり、ネパール勤労大衆、ネパール労働組合運動、そしてネパール労働総連合を代表して、貴大会の大きな成功を願い心からのごあいさつをお伝えします。
まったく複雑な今日の世界情勢と世界の労働者階級の実に困難な状況は、政治的先入観の違いにかかわりなく労働組合間の強力な連帯を求めています。高度に強められつつあるグローバル化と新自由主義は全世界で、資本の側には全面的な自由と邪魔されることのない流動性を与え、労働側には逆に規制と重いプレッシャーが押し付けられています。
 競争力の必要が増すなかで、労働コストには圧力が強められ、技術コストには暖かな歓迎の手が差し伸べられています。
 その結果、労働の弾力化とリストラクチャリングの名で、労働者切り捨ての攻撃が次々と仕掛けられています。こうした状況の中で、私たちは、全労連第20回大会が日本の労働者階級の利益となる適切な政策が採択されるものと思います。全労連の同志のみなさんが、私たちが期待するように、かの活動を総括し、日本の労働者階級だけでなく全世界の労働者にとって実りある未来への出口を探求されるであろうと期待します。第20回大会の機会に、これまで長期のきびしいたたかいすすめてこられた全労連のすべての指導部、幹部、組合員のみなさんに祝意を申し上げたいと思います。熱烈な連帯を

ウメシュ・ウパデヤヤ 対外関係部長




 
 

 オーストラリア建設・林野・鉱山・エネルギー労組(CFMEU)

 全労連第20回定期大会へのCFMEU建設一般部門からの兄弟のごあいさつをお伝えください。また、「雇用・くらし・いのち・平和を守り、政治の民主的転換に向け壮大な共同の発展を!」の貴大会のスローガンへのわれわれの祝意をお受け取りください。
 日本の私たちの同志たちが資本主義にたいしてこうした立場をとっていることを見て、私たちは大いに励まされますし、みなさんにオーストラリア建設労働者の支持を送ります。

ジョン・サットン CFMEU建設一般部門




 
 

 ニュージーランドランド労働組合評議会(NZCTU)


 ニュージーランド労働組合評議会全国評議会および加盟組合から7月24〜26日に開かれる全労連第20回定期大会に友好のごあいさつをお伝えします。
 貴大会のためのスローガンは、新自由主義的グローバリゼーションが両国の労働者に向けている挑戦にたいして投げ返したたいへん適切なものです。
 私たちは、あなたがたの国が直面しているかつてない経済危機ならびにあなたがた組合員とその家族の困難を増大させている規制緩和と民営化について知っています。
 同様の「改革」プロセスをここニュージーランドで経験して、私は、先月、全労連代表団がニュージーランドにおいでになったときにお話することができたことをうれしく思っています。ここでみなさんが得た情報が、日本でのみなさんのたたかいに役立つことを期待しています。
 あなたがたの国の労働者の繁栄と平和をめざすみなさんのたたかいに兄弟のごあいさつを送ります。

ロス・ウィルソン NZCTU議長




 
 

 エチオピア労働組合総連合(CETU)

 「雇用、くらし、いのちと平和を守り、政治の民主的転換に向け壮大な共同の発展を」のスローガンのもと、2002年7月24日から26日、日本、東京で開催される全国労働組合総連合(全労連)第20回定期大会についての2002年7月15日付のファックスを受け取りました。ありがとうございます。
 この機会に、一般には日本の労働者に、そして特別には日本の全労連に私たちの連帯のメッセージとごあいさつをお送りすることをたいへん光栄に思います。全労連第20回大会で討論されようとしている運動方針案の基調は、世界中のすべての労働者にとってきわめて切実な重要課題です。多国籍企業によって推進されている新自由主義的グローバリゼーションは失業と雇用不安の増大をもたらし、各国内および各国間で貧富の格差を増大させています。問題の重大さが主として労働者階級にのしかかっていることは明白です。私たちはこの点で全労連と共通の見解を持っておりますし、労働者階級運の権利と利益の擁護に深い関心を抱いていることに関しては、全労連の立場を全面的に支持します。
 したがって、エチオピア労働組合総連合(ECTU)とエチオピアの労働者はあなたがたと、あなたがたをとおしてすべての日本の労働者への連帯を確認し、最後までみなさんの側に立つことを確言したいと思います。私たちの関係が今後いっそう強化されることを期待し、あなたがたの大会討論のご成功を期待しあいさつとします。

アマレ・アレマイェフ ECTU議長




 
 

 アメリカ電気・ラジオ・機械労働組合(UE)

 私たちは、アメリカ電気・ラジオ・機械労働組合(UE)を代表し、みなさんに喜んで心からのごあいさつを送るとともに、みなさんの第20回大会の成功を望みます。私たちは、「雇用、暮らし、いのち、平和と政治の民主的転換」の連結した大義が、みなさんの大会の仕事によって前進するであろうことを少しも疑っていません。
 アメリカにおける最上流企業の驚くべき腐敗が暴露され、ウォール・ストリート投機家の信頼を揺るがし、アメリカが不況から脱しつつあるという宣言をかすんだものにしています。悲惨なことに、資本家の不安感は、さらに幾千もの労働者の解雇、下請化、工場閉鎖、そして、労働者が時給数セントで働いている中国などの国ぐにへの資本輸出など、労働者階級の苦しみへと転化されるでしょう。こうした厄介な経済展開が、ブッシュ政権が外国で戦争するぞと脅迫し、国内で市民的権利を抑制するなかで起きています。
 現時点の情勢は、大きな危険を含むと同時に好機でもあります。企業のスキャンダルは部首政権が一般のアメリカ人の利益よりも大企業のそれを保護することに大きな関心を持っていることを大多数のアメリカ国民に示しました。平和と人民の権利を代表するいっそう強い声が高まりつつあります。私たちがすでに達成してきたことの評価、ならびにグローバルな協力と世界規模の労働組合の連帯がグローバル企業のパワーの限界を明らかにしています。
 私たちUEは、新自由主義の破滅的な政策に反対し、平和、民主主義、日本の労働者階級の生活水準の向上をめざしてたたかっている全国労働組合総連合(全労連)の活動を大きな関心と敬意を持って見守っています。私たちは、全労連との兄弟的関係を誇りに思うとともに、今後とも多年にわたって私たちの協力が続いていくことを期待しています。

ジョン・H・ホヴィス Jr. 委員長
ブルース・J・クリップル 書記長




 
 

 フランス労働総同盟(CGT)


 2002年7月24日から26日の第20回大会についての7月15付のあなたの手紙を受け取りました。たいへんうれしく思います。
 さらに、フランス労働総同盟は、その支持ともっとも兄弟的な友好をみなさんに差し伸べます。
 私たちもまた、完全な雇用、賃金の改善、退職手当、社会的保護、平和、そして職場男女平等の前進のために奮闘しています。
 私たちはまた、フランスと日本の間で私たちの共同を追求していきたいと思います。
 全労連第20回大会でみなさんが目標を達成するうえで大きな成功をあげられますよう期待します。

国際部アジア・太平洋担当 ポール・アモン




 
 

 スペイン労働者委員会連合(CC.OO.)


 私たちはスペインから、労働者委員会連合を代表して、全労連第20回定期大会ならびに全労連のすべての組合員と大会参加者に連帯のメッセージを送りたいと思います。
 この20回大会に関して私たちが受け取った情報によれば、大会で討論される諸目標と今後数年間にとりくむべき優先課題はきわめて重要なものであり、すべてではないにしても、その多くはヨーロッパの労働者全体にとってまた世界の大部分の労働者にとって共通するものです。
 私たちはまったき明瞭さをもって、最低賃金の改善に、男女間のそしてパートと非正規労働者のための賃金の平等な待遇に、雇用の創出に、労働災害に反対するたたかいに、そしてあなたがたの運動方針案に述べられているさらに多くの問題に関心を持っています。
 もちろん、私たちは、労働組合の機能の強化、とくに国際的な協力と連帯活動強化へのあなたがたの努力もまた支持します。
 あなたがたの大会の大きな成功を望むとともに、新たに選出される指導部が日本の労働者の福祉と日本の労働組合運動の利益にとって最善かつ最適な方法で組織を巧みに運営されるものと期待します。
 みなさんが努力をされるなかで、みなさんは、私たちの敬意と支持、そして連帯をあてにすることができます。
大会のすべての参加者に兄弟のごあいさつを

ハビエ・ドス国際政策書記
スペイン労働者委員会連合




 
 

 ポルトガル労働総同盟(CGTP-IN)


 はじめに、われわれ組織にとってたいへん名誉なことですが、あなたがたからのご招待に心から感謝申し上げます。残念ながら、連絡があまりに直前だったため、みなさんの非常に重要な大会にわれわれの適当な代表を見つけることがまったく不可能でした。このことはたいへん残念ですが、日本とポルトガルの労働者を代表する私たちの関係を発展させたいとの私たちの心からの希望を再確認します。
 どうか大会代議員のみなさんに、すばらしい討論と実りある成果への私たちの期待と私たちの連帯と友好をお伝えください。

マニュエル・カルバホ・ダシルバ
ポルトガルCGTP-IN書記長




 
 

 ギリシア全労働者戦線(PAME)


 全国労働組合総連合(全労連)第20回定期大会の機会に、ギリシア全労働者戦線(PAME)執行委員会は皆さんにご挨拶を送るとともに、大会の大きな成功を望みます。
みなさんの大会は、国際資本と帝国主義の勢力が雇用や社会保障、賃金、民主的権利と自由に関する労働者の労働と社会的獲得物を廃棄することに全力をあげている時期に開かれています。
 とくに、9月11日のテロ攻撃の後、この反人民的な攻撃は非常に危険な様相を持つようになり、全労働社会級の生活・労働条件をたいへん困難なものにしています。
 この攻撃は今後もますますひどいものになり、労働の持つ価値を低め、全労働者階級を資本の戦略的政策に引き込もうとするでしょう。
 私たちは、労働者階級が資本の論理ではなく、はたらく人々の実際のニーズと必要性にもとづく要求と階級的路線に立ち、断固としてたたかいを強化することによって反撃し、広範で大衆的な反帝国主義の運動に統一と共同行動の条件を作り出すことができると信じます。これこそが資本のたくらみと攻撃そして各国および世界規模のかれらの政治的代表者を押さえ込める道だと思います。

執行書記局を代表して ゲオルギー・マブリコス




 
 

 国際労働組合権利センター(ICTUR)

全労連第20回定期大会にあたり、国際労働組合センター(ICTUR)はあいさつを送ります。
グローバル化のこの時期に、世界のすべての国の多くの労働組合の関心事は一致してきています。それらの多様な声は、労働者の権利にとって“下方スパイラル”を生み出す競争の有害な国際モデルにたいしてますます批判的になっています。
全労連は、経験と情報を交流し、全労働者の労働条件切り下げの圧力とたたかうためにICTURおよび全世界の労働組合とともに活動しています。
大会へのごあいさつと、組合員を守るあなたがたの活動への祝意、そしてICTURのフォーラムで、また、全世界で、国際的な討論と論戦へのあなたがたの引き続く参加に感謝を申し上げます。
 国際労働組合権利センター共同議長に代わって、

ダニエル・ブラックバーン 管理調査部長