【アピール】

「イラク戦争阻止」「健保3割負担凍結」めざし、職場、地域から、いまこそ総決起しよう!

2003年3月17日
全国労働組合総連合
第13回常任幹事会


 世界各国で「戦争反対、平和を!」の空前の反戦世論と運動がひろがっているにもかかわらず、「国連決議も無用」と米英スペイン政府が、イラク戦争をしゃにむに勃発させようとねらって緊迫した局面にはいっています。そのうえ日本政府・小泉内閣が、戦争へひた走る米ブッシュ政権に唯々諾々と追従し、これをあと押ししていることは重大です。なんとしてもイラク戦争を阻止するため、いまこそ全国各地の職場から「イラク戦争阻止」へ総決起しようではありませんか。

 「健保3割負担凍結」を要求する国民要求が圧倒的多数になっています。野党4党が衆参両院に凍結法案を国会提出し、ただちに審議入りするよう求めているにもかかわらず、政府与党は国民世論を無視し審議を拒否しつづけています。いま国民の怒りが頂点に達しているなか、凍結法案審議を拒みつづけるのはまさに反国民的政治のきわみといわねばなりません。いまこそ健保3割負担凍結をめざして、職場・地域から「凍結法案を審議しろ、健保3割負担を凍結せよ!」の声を、政府と国会へ集中しましよう。

  1. 万一、米政府などのイラク戦争が強行された場合、(1)いっせい職場集会の開催、(2)ストライキをふくむ抗議行動の実施、(3)すべての職場から米日両政府にたいする抗議電報・Fax・メールなどの打電、(4)米英大使館・領事館などへむけた緊急抗議行動、最寄り駅・ターミナルでのいっせい宣伝行動の実施、(5)緊急地域集会・デモの展開、(6)労働者・労働組合との共同をいっそう旺盛にすすめましょう。

  2. イラク戦争阻止と結んで「健保3割負担凍結」をめざし、(1)当面3月19日(水)、3月26日(水)の国会行動(各11時〜15時、衆院第二議員会館前で座り込み行動、国会議員要請)と、全国いっせい宣伝行動(全労連は3月19、26日の各17時〜18時。有楽町マリオン前)の実施、(2)地方自治体での意見書決議採択をめざす働きかけ、いっせい地方選立候補予定者へのアンケートなどのとりくみを推進しましょう。

 非常事態の内外情勢のもと、「イラク戦争阻止」「健保3割負担凍結」にむけた行動とたたかいを、全国各地の職場・地域から緊急に強化されるようアピールします。
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