【アピール】

アメリカはイラク攻撃するな、有事法制反対1・31緊急中央集会のよびかけ

2003年1月16日
安保破棄中央実行委員会
全国労働組合総連合
国民大運動実行委員会


 みなさん。
 いま世界と日本の平和と進路がおおきく問われています。ブッシュ政権は、イラク攻撃にむけて、15万人の戦争態勢を着々と準備するなど、事態は緊迫した局面を迎えています。しかし、イラク攻撃に反対する声は、日増しに世界に広がり、国連の枠組みでの平和的解決の可能性も開いてきました。いまこそ、この可能性を現実のものとするために全力を尽くすべきときです。その力は、国際世論です。

 みなさん。
 日本政府は、イラク攻撃に反対を言明しないばかりか、イージス艦をインド洋に派遣するなど、イラク攻撃を後押しさえしています。わたしたちは、政府にイラク攻撃反対をきっぱりと言明し、いっさいの戦争協力を拒否することを強く要求します。
 さらに重大なのは、政府・与党が、有事法案を成立させようとしていることです。国民の批判をそらすために、有事法案に表面上の「修正」をほどこしつつ、今国会を大幅延長したり、与党単独採決してでも、成立させると公言するなど、その成立に異常な執念をみせています。しかし、この有事法案は、イラク攻撃にみられるようなアメリカの無法な戦争のために、自衛隊を参戦協力させ、さらに国民を強制動員させる法案です。この戦争法案を絶対に許してはなりません。

 みなさん。
 この1月から2月にかけて、世界各地で、「イラク攻撃反対」の反戦集会が次つぎに開かれます。こうした世界の平和をもとめるたたかいと連帯し、日本でも大きな平和のうねりをつくりだしましょう。そのために、地域・職場から運動をおこし、共同をひろげ、国民的なたたかいに発展させましょう。そうしたたたかいを力強く発展させる総決起の場として、1・31緊急集会を大きく成功させることをこころからよびかけます。

○名称 アメリカはイラク攻撃するな、有事法制反対1・31緊急中央集会
○日時 1月31日(金)午後6時半開会  集会後国会請願デモ
○会場 日比谷野外音楽堂


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